本文へ移動
Listoru営業リストマーケ研究室LISTORU JOURNAL
マーケティング

ハロウィンはなぜここまで定着した?「参加したくなる仕掛け」から学ぶマーケティング byリストル【#500】

「参加したくなる」の作り方
営業リスト探しに、もう時間をかけない。
業種別に企業情報をまとめて収集できるリストルを、まずは3,000件まで無料でお試しください。👇📊営業リスト収集ツール「リストル」
ホームページのない企業も含めて、欲しい業種の企業情報をまとめて収集。 営業先探しにかかる時間を減らし、大量の営業リストを効率よく作成できます。

はじめに🎃

10月になると、街の景色が急にオレンジ色になります。

スーパーにはカボチャのお菓子。
カフェには期間限定メニュー。
雑貨店にはオバケや黒猫。
お店の入口には、とりあえずカボチャ。

「今年もこの季節か」

と思うくらい、ハロウィンはすっかり秋の風景になりました🎃
でも、よく考えてみると不思議です。

クリスマスのように昔から日本で広く親しまれていたわけでもない。
祝日でもない。
会社が休みになるわけでもない。

それなのに、ここまで定着しました。
なぜでしょう。

もちろん、企業によるイベントや商品展開、テーマパークなど、さまざまな要因があります。
ただ、マーケティングの視点から見ると、もう一つ面白い特徴があります。

それが、
「見るだけではなく、自分も参加できる」ことです。

仮装してもいい。
お菓子を配ってもいい。
家を飾ってもいい。
限定商品を買うだけでもいい。
SNSに写真を載せてもいい。
本格的に参加しなくても、カボチャのプリンを食べれば、なんとなくハロウィン気分になれます(笑)

この参加への入口の多さこそ、ハロウィンが広がった理由の一つなのかもしれません。

今回はハロウィンを眺めながら、「人が参加したくなる仕掛け」について考えてみます。

画像

第1章:「見るイベント」から「参加するイベント」へ

イベントには、大きく分けると二つの楽しみ方があります。

一つは、見る楽しみ。
もう一つは、参加する楽しみ。

例えばスポーツ観戦なら、選手のプレーを見る。
映画なら、作品を見る。
コンサートなら、演奏を聴く。
もちろん、それだけでも十分楽しいものです。

一方、ハロウィンは少し違います。
自分で仮装する。
子どもに衣装を着せる。
お菓子を用意する。
家を飾る。
料理を作る。
写真を撮る。
イベントへ行く。
SNSへ投稿する。

つまり、
参加する側が自分なりの楽しみ方を作れる
という特徴があります。

しかも、参加の程度を自分で決められます。

  • 全身仮装してイベントへ行く人もいれば、カボチャのお菓子を買うだけの人もいる。
  • 玄関に小さな飾りを置くだけでもいい。
  • 「今年は特に何もしないけど、限定のお菓子だけ買った」

これも立派な参加です。
この参加のハードルの低さは、マーケティングを考えるうえでもかなり重要です。

第2章:「参加してください」では人は参加しない

画像

企業がキャンペーンを企画すると、
「お客様にも参加してもらおう」という話がよく出ます。

ところが、
「ぜひご参加ください!」
と書いただけでは、なかなか参加してもらえません。
なぜなら参加には、少なからず面倒があるからです。

登録する。写真を撮る。
応募する。誰かに見られる。

人は基本的に、ちょっと面倒なことには慎重です。

そこで大切になるのが、
「参加してください」ではなく、「参加したくなる理由」を作ること。

ハロウィンには、その理由がたくさんあります。

仮装そのものが楽しい。
期間限定の商品がある。
写真を撮りたくなる。
家族や友人と楽しめる。
いつもと違うことができる。
季節感を味わえる。

そして、
「みんなもやっている」という空気があります。
これは意外と強いものです。

街にハロウィンの飾りが増える。
お店に限定商品が並ぶ。
SNSにも写真が増える。

すると、
「今年もハロウィンの時期なんだな」と感じます。

誰かから強く勧められたわけでもないのに、なんとなく自分も参加したくなる。
マーケティングでは、この自然に参加したくなる環境を作れるかどうかが大きなポイントになります。

第3章:参加の入口は、一つではないほうがいい

画像

ハロウィンの面白いところは、
「これをしなければ参加したことにならない」
というルールがほとんどないことです。

仮装しなくてもいい。
イベントへ行かなくてもいい。
家を飾らなくてもいい。
カボチャ味のお菓子を一つ買うだけでも、季節を楽しめます。

つまり、
参加への入口がたくさんある。
これは企業のマーケティングでも参考になります。

例えば、自社を知った人に対して、
「問い合わせしてください」
という入口しかなかったらどうでしょう。

まだ商品をよく知らない人にとっては、少しハードルが高いかもしれません。

そこで、
記事を読む。
資料を見る。
SNSをフォローする。
メールマガジンへ登録する。
無料で試す。
セミナーへ参加する。
問い合わせる。

いくつかの入口を用意します。
すると、
「問い合わせするほどではないけれど、ちょっと気になる」
という人も、自分に合った方法で関わることができます。

これは、以前紹介したCTAにもつながります。
すべての人に同じ行動を求めるのではなく、
相手の温度に合わせた「次の一歩」を用意する。

ハロウィンでいえば、
「全員、今すぐ全身仮装してください」
ではなく、
「お菓子だけでもどうぞ」
という入口もあるわけです。

このくらいの気軽さ、大事です(笑)

第4章:参加した人が、次の参加者を連れてくる

画像

ハロウィンには、もう一つマーケティング的に面白いところがあります。
参加した人が、イベントを広げる側にもなることです。

仮装した人が街を歩く。
写真を撮る。
SNSへ投稿する。
家を飾る。
友人を誘う。

すると、その様子を見た人が、
「楽しそう」と思います。

企業が、「ハロウィンは楽しいですよ!」
と広告するより、友人が楽しそうな写真を載せているほうが、
「ちょっとやってみようかな」と思うこともあります。

つまり参加者は、
お客様であると同時に、次の参加者を呼ぶ存在にもなります。

これはSNS時代のマーケティングとも相性がいい考え方です。

商品を買って終わり。
サービスを利用して終わり。

ではなく、

誰かに話したくなる。
写真を撮りたくなる。
紹介したくなる。
共有したくなる。

そんな体験があると、お客様自身が自然に情報を広げてくれます。

もちろん、
「SNSで拡散してください!」とお願いするだけでは弱い。
重要なのは、「人に見せたくなる何か」があること。

デザインかもしれません。
意外性かもしれません。
体験かもしれません。
結果かもしれません。

マーケティングでは、
売る仕組みだけではなく、話したくなる仕組み
を考えることも大切なのです。

第5章:売るより先に「参加したくなる」を考えてみる

画像

企業のマーケティングでは、どうしても最後の数字が気になります。
購入。問い合わせ。契約。
もちろん、ビジネスなので大切です。

でも、その一歩前には、
「ちょっと関わってみようかな」という瞬間があります。

記事を読んでみる。
SNSを見てみる。
資料を見てみる。
無料サービスを使ってみる。
イベントへ参加してみる。
会社のことを少し調べてみる。

この小さな参加が積み重なって、やがて購入や問い合わせにつながります。

だから、「どう売るか?」だけではなく、
「どうしたら参加したくなるか?」から考えてみるのも一つの方法です。

例えば、

  • 参加のハードルは低いか。
  • やってみたくなる理由があるか。
  • 参加方法は一つだけになっていないか。
  • 参加したことを誰かに話したくなるか。
  • 次の行動につながる入口があるか。

こうして考えると、キャンペーンだけではなく、WebサイトやSNS、営業活動にも応用できます。

マーケティングというと、

広告を出す。商品を宣伝する。問い合わせを増やす。

という話になりがちです。

でも本当は、
「人が自然に関わりたくなる環境を作ること」
もマーケティングの大切な役割なのかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?

10月になると当たり前のように街に現れるハロウィン。
でも、少し離れて見てみると、面白い仕組みがあります。

見るだけではない。自分も参加できる。しかも、参加方法は一つではない。

本格的に仮装してもいい。
家を飾ってもいい。
お菓子を一つ買うだけでもいい。
そして参加した人が写真を撮ったり、誰かに話したりすることで、次の参加者が増えていく。

画像

この仕組みは、マーケティングにもかなり似ています。

いきなり、「買ってください」ではなく、
まず、「ちょっと参加してみようかな」と思ってもらう。
そして、そのための小さな入口をいくつも用意する。

参加して楽しかった人が、また参加する。誰かに話す。
それを見た人が、新しく参加する。

そう考えると、長く愛される商品やサービスにも、
「お客様が参加できる余白」があるのかもしれません。

今年も街には、カボチャやオバケが増えてきました👻

私もハロウィンイベントへ全力仮装で参加する予定は今のところありません。でも、スーパーでハロウィン限定のお菓子を見つけたら、おそらく買います。つまり今年も、しっかり参加させられています(笑)

「買ってもらう」より先に、「参加したくなる」を作る。

ハロウィンが毎年やってくるこの季節、そんな視点で街を眺めてみると、マーケティングのヒントがあちこちに転がっているかもしれません🎃


そして実は、今回の記事でこのブログも500回目を迎えました🎊

ここまで続けてこられたのも、日々読んでくださる皆さまのおかげです。本当にありがとうございます🎉

501回目からも、仕事に役立つ話からちょっとした息抜きまで、気軽に読める記事をお届けしていきます!

引き続きどうぞよろしくお願いします😊


あなたの営業活動を応援します!
営業リスト作成にお困りではありませんか?

→ 営業リスト探しに、もう時間をかけない。
業種別に企業情報をまとめて収集できるリストルを、まずは3,000件まで無料でお試しください。👇📊営業リスト収集ツール「リストル」

業種別に企業情報をまとめて収集できるリストルを、まずは3,000件まで無料でお試しください。👇📊営業リスト収集ツール「リストル」
「営業先を探すだけで時間がかかる」を、もっと効率的に。 ホームページのない企業も含め、業種別に大量の企業リストを収集できます。

⚒️営業効率をあげるリストル専用ツール

営業の最初から経営判断までをひとつに!リストル「企業データベース」詳しくはこちら👆
営業の最初から経営判断までをひとつに!リストル「企業データベース」詳しくはこちら👆
フォーム営業の効率化を目指すなら、リストルフォームリーチ
リストル専用:問い合わせフォーム送信ツール『フォームリーチ』詳しくはこちら👆️

WRITTEN BY

litoru

READ NEXT

あわせて読みたい

FROM KNOWLEDGE TO ACTION

知った、その先の
営業を変えていこう。

営業先を探す時間を、商談をつくる時間へ。
営業リストづくりを、Listoruでもっとスムーズに。

Listoruを見てみる