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営業リストに「優先順位」をつけていますか?見込み度で変えるアプローチ設計 byリストル【#496】

営業リストに「優先順位」をつけていますか?見込み度で変えるアプローチ設計 byリストル
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はじめに

営業リストが1,000社あります。
さて、どこから営業しますか?

Excelの一番上?会社名の「あ」から?
なんとなく知っている会社から?

……意外と、ここを決めずに営業を始めてしまうことがあります。

営業リストを作る。担当者へ渡す。

そして、「じゃあ、上から順番に電話してください。」
もちろん、これも営業方法の一つです。

でも、ちょっと考えてみましょう。
リストに載っている1,000社は、本当にすべて同じでしょうか。

  • 自社の商品を必要としていそうな会社。
  • 少し可能性がありそうな会社。
  • 今はあまり必要としていなさそうな会社。
  • すでに問い合わせをしてくれた会社。
  • 以前商談したことがある会社。

いろいろ混ざっているはずです。
それなのに、すべての会社へ同じ順番、同じ方法、同じ回数で営業する。
これは少しもったいないですよね。

営業担当者の時間には限りがあります。
だからこそ大切になるのが、営業リストに「優先順位」をつけること。

今回は、見込み度によって営業先を分け、アプローチ方法を変える基本的な考え方を見ていきましょう。

第1章:営業リストは「会社を並べた名簿」ではない

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まず、営業リストについて簡単に整理しておきましょう。

営業リストとは、営業したい企業の情報をまとめたものです。
例えば、

  • 会社名
  • 業種
  • 所在地
  • 電話番号
  • Webサイト
  • メールアドレス

こうした情報をまとめておけば、営業先を探すところから毎回始めなくて済みます。

ただし、営業リストを作っただけでは営業は効率化できません。
例えば1,000社の営業リストを作ったとします。
その中には、「かなり自社の商品と相性が良さそう」という会社もあれば、
「条件には入っているけれど、実際にはあまり必要なさそう」という会社もあるでしょう。

つまり営業リストは、
1,000社の同じ会社が並んでいるわけではないということです。

ここで必要になるのが優先順位です。
例えば、

A:見込み度が高い
B:見込み度は中くらい
C:現時点では見込み度が低い

このくらいのシンプルな分類でも構いません。

大切なのは、
「営業リストに載っているから、全部同じように営業する」と考えないことです。

営業リストは電話帳ではありません。
限られた営業時間を、どこへ使うのかを決めるための情報でもあるのです。

第2章:「見込み度」は何を見て判断する?

では、A・B・Cをどうやって決めればいいのでしょうか。
ここで登場するのが「見込み度」という考え方です。

見込み度とは簡単に言えば、
「自社の商品やサービスを購入してくれる可能性が、どのくらいありそうか」ということです。

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もちろん、契約するかどうかを事前に100%当てることはできません。
占いではありませんから(笑)
そこで、いくつかの情報を使って考えます。

①自社のターゲットに合っているか

まず確認したいのが、そもそも自社の商品を必要としそうな会社なのかということです。

例えば、

  • 業種
  • 会社規模
  • 地域
  • 店舗数
  • 事業内容

こうした条件を見ます。
自社の既存顧客と似た特徴を持つ会社なら、商品との相性が良い可能性があります。

②相手に必要性がありそうか

次に、「今、その会社が困っていそうか」を考えます。

例えば採用支援サービスを販売しているなら、積極的に求人を出している会社はニーズがあるかもしれません。

店舗向けのサービスなら、新店舗を増やしている企業は検討対象になるかもしれません。

企業のWebサイトや公開情報などから、営業のきっかけになる情報が見つかることがあります。

③自社との接点があるか

すでに何らかの接点がある企業も重要です。
例えば、

  • 以前問い合わせがあった。
  • 資料を請求した。
  • 展示会で名刺交換した。
  • 過去に商談した。
  • 以前は契約にならなかったけれど、担当者と話したことがある。

まったく自社を知らない企業と、一度話したことがある企業では、スタート地点が違います。

④相手の行動があるか

相手側から行動があった場合は、見込み度を考える大きな材料になります。
例えば、

「料金を知りたい」
「詳しい資料が欲しい」
「導入方法を教えてほしい」

と問い合わせがあった。
これは、自社の商品について具体的に知ろうとしている状態です。

💡つまり見込み度は、一つの情報だけではなく、
「自社に合っているか」+「必要性がありそうか」+「どのくらい興味を持っているか」
などを組み合わせて考えます。

最初から複雑な点数をつける必要はありません。
まずは、A・B・Cの3段階くらいから始めれば十分です。

第3章:見込み度が違えば、営業方法も変える

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優先順位をつける目的は、Aランクから順番に電話することだけではありません。
もっと大切なのは、見込み度によってアプローチを変えることです。

例えば、次の3社があるとします。

A社:見込み度が高い

自社のターゲットにぴったり。
さらに、最近問い合わせがあり、「料金について詳しく知りたい」と言っています。
この会社に対して、「来月あたりにメールでも送っておこうかな。」では、ちょっとのんびりしすぎですよね(笑)

見込み度が高い相手には、できるだけ早く対応します。

・電話や個別メールで連絡する
・商談の日程を提案する
・相手に合わせた資料を用意する
・質問や問い合わせには早めに対応する

営業担当者の時間をしっかり使う価値があります。

B社:見込み度は中くらい

ターゲットには合っている。
商品も役立ちそう。
ただし、まだ自社との接点はありません。

この場合は、いきなり強い営業をするより、

まず商品を知ってもらう。
役立つ情報を届ける。
反応があれば次へ進む。

という方法も考えられます。
電話や営業メールなどで接点を作りながら、相手の反応を見ます。

C社:現時点では見込み度が低い

条件には入っているけれど、自社の商品が今すぐ必要かは分からない。
この会社へA社と同じ時間を使う必要はないかもしれません。

すぐに商談を目指すのではなく、

  • ブログ
  • メールマガジン
  • SNS
  • 資料

などを通じて、自社を知ってもらう方法もあります。

そして状況が変わったら、改めてアプローチする。
ここで重要なのは、Cだから「いらない会社」という意味ではないことです。
今は必要なくても、半年後には状況が変わるかもしれません。

担当者が変わる。
事業が拡大する。
新しい課題が生まれる。
予算がつく。

そんなこともあります。

だから、Aには濃く、Bには適度に、Cには長く。
相手の状態に合わせて、時間と方法を変えていく。
これがアプローチ設計の基本です。

第4章:優先順位は「一度決めたら終わり」ではない

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ここで、もう一つ大切なことがあります。
営業リストにA・B・Cをつけました。
「よし、完成!」ではありません。

会社の状況は変わります。
例えば、最初はCだった会社から突然問い合わせが来た。
それなら、一気にAへ変わる可能性があります。

逆にAだと思って商談してみたら、「今年はまったく導入予定がありません」と分かった。それなら、しばらく優先順位を下げてもいいでしょう。

つまり、見込み度は固定ではないということです。
そこで、営業した結果もリストへ残していきます。

・いつ連絡したか
同じ会社へ短期間に何度も連絡するのを防げます。

・どんな反応だったか
「興味あり」「時期が合わない」「担当者不在」などを記録します。

・なぜ契約にならなかったか
価格、機能、タイミングなど、理由が分かれば次の営業にも活かせます。

・次にいつ連絡するか
「来年度に再検討」などと言われた場合、次の連絡時期を残しておきます。

すると営業リストは、単なる会社情報の一覧から、
「次にどこへ営業すればいいのかが分かるリスト」へ変わっていきます。

さらに営業を続けていけば、
「この業種は反応がいい」
「この規模の会社は商談になりやすい」
「こういう企業は成約につながりやすい」
といった傾向も見えてきます。

その情報を使って、次に作る営業リストの条件を変える。
すると、

営業する
↓
反応を記録する
↓
見込み度を更新する
↓
優先順位を変える
↓
次の営業へ活かす

という循環ができます。

営業リストは、作って終わりではありません。
営業するほど情報が増え、使いやすくなっていくものなのです。

まとめ

いかがでしたか?

営業リストを作ったら、「上から順番に全部営業する。」
それも一つの方法です。
でも、営業担当者が使える時間には限りがあります。

だからこそ、
どこへ時間を使うのかを考える必要があります。

まずは難しく考えず、

A:見込み度が高い
B:見込み度は中くらい
C:現時点では見込み度が低い

くらいに分けてみる。

そして、
Aには早く、個別に対応する。
Bには接点を作り、反応を見る。
Cには無理に売り込まず、将来のために関係をつないでおく。

こうして相手の状態によって営業方法を変えていきます。
そして、営業した結果はリストへ戻す。

問い合わせがあった。
商談した。
今は必要ないと言われた。
半年後なら検討すると言われた。

こうした情報が増えるほど、営業リストは単なる会社名の一覧ではなくなります。

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「次にどこへ営業すべきか」を判断するためのデータになっていきます。
営業リストが100社あっても、1,000社あっても、営業担当者の一日は24時間です。
だったら、全部に同じ時間を使う必要はありません。

営業は「たくさん連絡する」だけではなく、「どこに時間を使うか」を決める仕事でもある。

まずは今使っている営業リストを眺めて、
「この中で、今いちばん話を聞いてくれそうなのはどこだろう?」
と考えてみる。
そこから、営業リストの使い方が少し変わってくるはずです。


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