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直帰率・離脱率とは?|Webサイトの数字はどう見ればいい? byリストル【#507】

直帰率・離脱率とは?|Webサイトの数字はどう見ればいい? byリストル【#507】

はじめに

Webサイトのアクセス解析を見ていると、気になる数字が出てきます。

「直帰率が高いですね」
「このページ、離脱率が高いですよ」

……どちらも、お客様が帰ってしまったようです。
しかも、なんとなく悪いことのように聞こえます。

でも、直帰率と離脱率は意味が違いますし、高いからといって必ずしも悪いわけではありません👆

今回は、この二つの数字の違いと、Webサイト改善への活かし方を整理してみましょう。

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第1章:直帰率とは?Webサイトで十分な反応がなかった割合

まずは「直帰率」からです。
直帰という言葉を聞くと、こんな場面を想像するかもしれません。

お店に入った。
店内をちらっと見た。
何も買わずにすぐ帰った。

これが直帰のイメージです。

以前のアクセス解析では、基本的に最初の1ページだけを見て、別のページへ進まずに訪問が終わった割合を直帰率と呼んでいました。

ただし、現在のGoogleアナリティクス(GA4)では、少し考え方が変わっています。
※Googleアナリティクス(GA4)とは、Googleが無料で提供しているWebサイトのアクセス解析ツールです。訪問者数やページの閲覧状況、問い合わせなどの行動を確認でき、Webサイトの改善に役立ちます。

GA4では、次のいずれにも該当しなかった訪問を、直帰として扱います。

・10秒を超えて滞在していない
・2ページ以上閲覧していない
・キーイベントが発生していない

キーイベントとは、問い合わせなど、サイトの成果を測るために重要だと設定した行動のことです。
つまり、現在のGA4では、単に1ページしか見なかっただけでは直帰とは限りません。

例えば、検索からブログ記事にたどり着いた人がいたとします。

記事を3分かけてじっくり読んだ。
知りたかったことが分かった。
満足してサイトを閉じた。

この場合、1ページしか見ていませんが、GA4では直帰に該当しません。
逆に、ページを開いて数秒で閉じ、ほかのページも見ず、キーイベントも起きなければ、直帰に該当します。

では、直帰率はどう計算するのでしょうか。

例えば、Webサイトへの訪問が100回あり、そのうち40回が直帰だった場合、直帰率=40%となります。

なお、GA4では「エンゲージメント率」という数字も使われます。
これは、一定の反応があった訪問の割合です。

直帰率=100%-エンゲージメント率 という関係になっています。

名前は少し難しいですが、要するに「訪問した人が、どの程度サイトに関わってくれたか」を見るための数字なのです。

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第2章:離脱率とは?どのページで閲覧が終わったかを見る数字

次は「離脱率」です。
こちらは、もう少し分かりやすいかもしれません。

Webサイトを訪れた人は、必ずどこかで閲覧を終えます。
例えば、こんな流れです。

トップページ ⇒ サービス紹介ページ ⇒ 料金ページ ⇒ サイトを離れる

この場合、最後に見たのは料金ページです。
つまり、料金ページで離脱したことになります。

離脱率とは、一般的に、そのページが閲覧された回数のうち、そこでサイトの閲覧が終わった割合を指します。

例えば、料金ページが100回閲覧され、そのうち30回がそこで最後のページになったとします。この場合、単純な計算では、離脱率=30% です。

ここで直帰率との違いが出てきます。
直帰率は、訪問全体について十分な反応があったかどうかを見る数字です。
一方、離脱率は、どのページで閲覧が終わったかを見るための数字です。
そのため、料金ページで離脱した人が、直帰したとは限りません。

トップページを見て、サービス内容を読み、料金を確認してから帰った人も、料金ページの離脱に含まれます。

ちなみにGA4では「離脱数」という指標が用意されています。これは、そのページが訪問の最後になった回数を示します。
従来よく使われてきた離脱率と、GA4で確認できる離脱数は、区別しておきましょう。

第3章:直帰率と離脱率は、何が違う?

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ここまでを、具体例で整理してみましょう。

ケース1:ブログ記事を開いて、すぐ帰った

検索からブログ記事へアクセス。
3秒ほど見て、そのままサイトを閉じた。
ほかのページは見ていない。
キーイベントも発生していない。

この場合は、
直帰に該当し、ブログ記事で離脱したことになります。

ケース2:ブログ記事をじっくり読んで帰った

検索からブログ記事へアクセス。
5分かけて記事を読み、そのままサイトを閉じた。

この場合、GA4では十分な滞在があったため、直帰には該当しません。
ただし、その記事が最後のページなので、離脱は発生します。

ケース3:商品ページをいくつか見て帰った

トップページから商品紹介へ。
さらに料金ページを確認。
そこでサイトを閉じた。

この場合も、2ページ以上見ているので直帰には該当しません。
でも、料金ページで離脱しています。

このように、
直帰と離脱は、同じ「帰った」でも見ていることが違うのです。

スーパーで例えるなら、

  • お店に入って、ほとんど見ずに帰る。
  • いろいろな売り場を見て、最後にレジ付近から帰る。

どちらもお店から出ていますが、店内での行動はまったく違いますよね。

ただしWebサイトでは、買い物を終えて帰った人と、買わずに帰った人の両方がいます。そのため、「帰った」という事実だけで評価しないことが大切です。

第4章:直帰率や離脱率が高いと、何が問題なのか?

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ここで気になるのが、
「直帰率や離脱率は、低いほうがいいの?」という疑問です。

答えは、必ずしもそうではありません。
例えば、会社の電話番号を調べるためにWebサイトを訪れた人がいたとします。
必要な情報を見つけて、電話をかけた。そのままサイトを閉じた。
この人は、Webサイトをあまり回遊していません。でも、目的は達成しています。

また、ブログ記事でも同じです。
「コンバージョンとは何か」を調べていた人が、記事を読んで理解した。ほかの記事は読まずに帰った。これも、必ずしも悪いことではありません。

一方、気になるケースもあります。
例えば、商品紹介ページへのアクセスは多いのに、すぐに帰る人が多い場合です。

考えられる原因としては、
・検索した内容と、ページの説明が合っていない
・何の商品なのか、最初に伝わっていない
・ページが表示されるまで時間がかかる
・スマートフォンでは読みにくい
などがあります。

また、料金ページで多くの人が離脱しているなら、価格が想定より高いのかもしれません。料金の仕組みが分かりにくい可能性もあります。
ただし、料金を確認して納得した人が、そのまま電話やメールで連絡しているケースも考えられます。

離脱が多い場所は、必ずしも問題のある場所ではありません。
重要なのは、そのページの役割と合わせて考えることです。

第5章:Webサイト改善では、数字をどう使えばいい?

では、直帰率や離脱率を実際のWebサイト改善にどう活かせばいいのでしょうか。

おすすめは、すべてのページを一度に改善しようとしないことです。
まず、ページの目的を確認します。

1.ブログ記事なら、内容が役立っているか

ブログは、情報を知ってもらうことが目的の場合があります。
そのため、直帰率だけでなく、どのくらい読まれているか、関連記事へ進んでいるかなどを確認します。必要な情報を提供できているなら、1ページで閲覧が終わっても悪いとは限りません。

2.サービスページなら、興味が次につながっているか

サービスページの目的が問い合わせや資料請求なら、その行動につながっているか確認します。
例えば、訪問者がすぐ帰ってしまう場合は、ページ冒頭の説明を見直してみる。ある程度読まれているのに問い合わせが少ないなら、料金や導入方法、CTAを確認する。
このように、数字とページの内容を一緒に見ます。

3.申し込みページなら、途中で迷っていないか

申し込みフォームへ多くの人が進んでいるのに、送信完了が少ない。
そんな場合は、入力項目が多すぎたり、必須項目が分かりにくかったりするかもしれません。ただし、この問題は離脱率だけでは判断できません。
フォームの表示数や送信完了数なども合わせて確認する必要があります。

大切なのは、
「数字が高いから悪い」と決めつけず、「なぜその数字になっているのか」を考えること。

そして改善したら、数字がどう変わったかを確認します。
これを繰り返すことで、Webサイトは少しずつ使いやすくなっていきます。

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まとめ

いかがでしたか?

直帰率と離脱率。

どちらもWebサイトから人が離れることに関係していますが、意味は違います。

  • 直帰率は、訪問中に十分な反応がなかった割合。
  • 離脱率は、そのページで閲覧が終わった割合。

まずは、この違いを覚えておきましょう。

そして、数字が高いからといって、すぐに悪いと判断しないこと。

  • お客様が満足して帰ったのか。
  • 知りたい情報が見つからずに帰ったのか。

そこを考えることが大切です。

スーパーだって、買い物を終えたお客様が出口から帰るのは当たり前です。
全員がいつまでも店内を歩いていたら、それはそれで困りますよね(笑)

Webサイトの数字は、お客様を引き止めるためではなく、迷わず目的を達成してもらうために使うもの。

直帰率も離脱率も、そのためのヒントとして活用していきましょう。


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