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マーケティング

スーパーで買い物をしながら考えた|なぜ予定になかったものまで買ってしまうのか? byリストル【#505】

スーパーで買い物をしながら考えた|なぜ予定になかったものまで買ってしまうのか? byリストル
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はじめに

「今日は牛乳だけ買って帰ろう」🥛
そう決めてスーパーに入ったはずなのに、出てきたときには両手に買い物袋。

牛乳、食パン、チーズ、お菓子、季節限定のアイス。
……牛乳だけでは??

こういうこと、ありませんか?

しかも恐ろしいのは、誰かに無理やり買わされたわけではないことです。
全部、自分で選んでいます(笑)

でも、スーパーをよく観察してみると、そこには人がつい手を伸ばしたくなる仕掛けがたくさんあります。

今日は買い物かごを片手に、スーパーの売り場からマーケティングを考えてみましょう🛒

第1章:スーパーは「買う予定がなかったもの」と出会う場所

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スーパーに入ると、まず目に入るのは何でしょうか。

店舗によって違いますが、入口近くには野菜や果物、季節の商品、特売品などが並んでいることがあります。

秋なら、サツマイモやキノコ🍄
冬なら、鍋の具材🍲
クリスマスが近づけば、チキンやケーキ🎄

こうした売り場を歩いていると、
「あ、今日は鍋にしようかな」
「そういえばミカンも食べたいな」
と、買い物の予定が少しずつ変わっていきます。

ここで面白いのは、商品を見てから、欲しい理由を思いつくことです。

買い物に行く前は、鍋の予定なんてなかった。
でも、白菜とキノコを見た瞬間、頭の中に夕食の風景が浮かぶ。
「今日は寒いし、鍋もいいな」
そしてカゴに入れる。

つまり、スーパーは単に商品を並べている場所ではありません。
お客様が「買う理由」を見つける場所でもあるのです。

これは営業やマーケティングにも通じます。
お客様は、最初からすべての欲しいものを把握しているとは限りません。

商品を見て初めて、
「そういえば、これが必要だった」「こんな方法もあるのか」
と気づくことがあります。

例えば、営業支援ツールを探していなかった経営者が、
「営業担当者が毎週何時間も企業情報を調べている」という話を見て、
「うちも同じことをしているな」と思う。
そこで初めて、業務改善の必要性に気づくかもしれません。

商品を売る前に、必要性に気づいてもらう。
スーパーの売り場には、そんなマーケティングの基本が隠れています。

第2章:「ついで買い」は偶然ではない

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牛乳を買いに来たのに、食パンも買ってしまう。
パスタを買ったら、ソースも気になる。
お肉を買ったら、焼肉のタレも欲しくなる。

こうした買い方を「ついで買い」と呼びます。

もちろん、すべてが売り場の仕掛けによるものではありません。
でもスーパーでは、関連する商品を近くに置いたり、料理の提案をしたりすることで、追加購入につなげる工夫がされています。

例えば、パスタの横にパスタソースがある。
お肉売り場の近くに調味料がある。
鍋の季節には、野菜やスープの素が目立つ場所に並ぶ。

するとお客様は、「あ、これも必要だ」と気づきます。

このとき重要なのは、無関係な商品を無理に売り込んでいるわけではないということです。

パスタを作るならソースも必要。
鍋をするならスープの素も便利。
お客様がこれからやろうとしていることに対して、自然な提案になっています。

実は、これは営業でも同じです。
例えば、営業リストを作成するサービスを提供している会社なら、
「リストを作った後、その情報をどう管理するか」
「営業活動の結果をどう記録するか」
といった課題にも関心を持つお客様がいるでしょう。

だから関連する情報を用意する。
必要に応じて、次のサービスを案内する。
これなら、無理な売り込みにはなりません。

追加で売ることを考える前に、お客様の次の行動を考える。
これが自然な提案につながります。

ちなみに私は、パスタを買うとソースだけでなく、なぜかチーズまで買います。しかもチーズは予定より大きいやつです🧀
チーズを買うとワインも欲しくなってくる…🍷
ここまで来ると、スーパーのせいだけにはできません(笑)

第3章:「期間限定」に弱いのは、なぜなのか

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スーパーで見つけると、つい気になってしまう言葉があります。

「期間限定」
「数量限定」
「今だけ」

この3つです。

特に季節限定のお菓子。
秋には栗やサツマイモ。
冬には濃厚チョコレート。
春にはイチゴ。
夏には爽やかな柑橘系。

毎年、よく考えられています。

普段なら買わないお菓子でも、
「今しか食べられないなら……」と思ってしまう。

これは、手に入れる機会が限られていると、価値を強く感じやすいという心理に関係しています。
マーケティングでは、こうした考え方を「希少性」と呼びます。
ただし、限定と書けば何でも売れるわけではありません。
大切なのは、その商品を欲しいと思う理由が、もともとあること。

栗が好きな人なら、秋限定の栗のお菓子は魅力的です。
でも、栗が嫌いな人に「期間限定!」と伝えても、あまり意味はありません。

営業やマーケティングでも同じです。
「今月限定のキャンペーン」
「数量限定の特典」
などは、購入を後押しする方法の一つです。

でも、必要性を感じていない相手に限定感だけを押し出しても、長続きする成果にはつながりにくいでしょう。

そして当然ですが、限定ではないものを限定と見せかけるのは論外です。
限定感は、買う理由の代わりではなく、買うきっかけを後押しするもの。
ここは忘れたくないところです。

……とはいえ、秋限定のモンブランアイスには、毎年かなり弱い私です。
マーケティングを理解していることと、誘惑に勝てることは別問題のようです。

第4章:安いから買うのではなく「お得な理由」が欲しい

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スーパーには、もう一つ強力な言葉があります。

「本日のお買い得品」

普段より安い。
まとめ買いでお得。
ポイントが多く付く。

こうした表示を見ると、つい足が止まります。

でも、ここで考えてみたいのは、
本当に価格だけで買っているのかということです。

例えば、いつも買っている商品が安くなっていたら、うれしいですよね。
「どうせ使うから、今買っておこう」と思います。

一方、まったく使わない商品が半額になっていても、普通は買いません。
……普通は。

「いつか使うかもしれない」と買って、半年後に棚の奥から発掘されることもありますが(笑)
半額の魅力は人の判断力を鈍らせます💦

つまり価格の魅力は、商品そのものの必要性と組み合わさって初めて強くなります。

これはBtoBの営業でも重要です。
「他社より安いです」だけでは、必ずしも選ばれません。

例えば、
月額料金は少し高い。
でも、毎月10時間かかっていた作業を減らせる。
担当者の負担が軽くなる。
営業活動に使える時間が増える。
そうした価値が伝われば、単純な価格比較ではなくなります。

お客様が知りたいのは、
「いくら安いか」だけではなく、「その金額で何が得られるか」なのです。

スーパーのお買い得品も、使い道が想像できるから魅力的に見えます。
営業でも、商品を導入した後の具体的な変化を伝えることが大切です。

第5章:スーパーに学ぶ「売り込まなくても売れる」設計

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ここまでスーパーの売り場を見てきましたが、共通することがあります。

それは、
お客様が自分で「欲しい」と思えるように工夫されていること。

野菜売り場を見て、夕食のメニューを思いつく。
関連商品を見て、必要なものを思い出す。
季節限定商品を見て、今買いたくなる。
お買い得品を見て、買う理由を考える。

もちろん、すべての買い物がこうした仕掛けによるわけではありません。
でもスーパーには、お客様が商品を選びやすくなる工夫がたくさんあります。

では、これを自社のマーケティングに置き換えるとどうでしょうか。
例えば、Webサイト。

  • 会社が伝えたい機能ばかり並べていないでしょうか。
  • お客様の困りごとから説明できているでしょうか。
  • 関連する情報へ自然に進めるでしょうか。
  • 商品を使う場面が想像できるでしょうか。
  • 料金の安さだけでなく、得られる価値が伝わっているでしょうか。

こうした点を見直すことで、お客様の反応は変わるかもしれません。

営業でも同じです。
商品の特徴を一方的に説明するより、
「こんなことで困っていませんか?」
「こういう使い方もできます」
「導入すると、こんな作業が減らせます」
と、相手が自分の状況に置き換えて考えられるようにする。

売り込む前に、欲しい理由を見つけてもらう。
これが、スーパーから学べる大きなヒントです。

さらに面白いのは、売り場がいつも同じではないことです。
季節が変われば商品が変わる。
売れ行きによって陳列も変わる。
お客様の反応を見ながら、売り場は調整されています。

マーケティングも、一度作って終わりではありません。
お客様の反応を見て、伝え方や見せ方を変えていく。
そんな改善の積み重ねが大切なのです。

まとめ

いかがでしたか?

牛乳だけ買うつもりだったのに、なぜか買い物袋がいっぱい。

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でも、スーパーの売り場をよく観察してみると、そこには「欲しい」と思わせる工夫がたくさんあります。

  • 商品を見て必要性に気づく。
  • 関連商品から使い道を想像する。
  • 限定商品に季節を感じる。
  • 価格だけでなく、お得な理由に納得する。

どれも、営業やマーケティングに通じる考え方です。

売れる仕組みとは、無理に買わせることではなく、お客様が自分で買う理由を見つけられるようにすること。

そう考えると、いつものスーパーも立派なマーケティングの教科書です。

さて、帰宅して買い物袋を広げてみたところ、重大な事実が判明しました。
肝心の牛乳を買い忘れていました。

今度こそ、牛乳だけを買いに行ってきます!(笑)


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litoru

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