
はじめに
8月も終わりが近づくと、少しだけ空気が変わってきます。
……と言いたいところですが、最近の8月末は普通に暑いですね(笑)
それでも、お盆休みが終わり、夏休みも終盤。
カレンダーを見て「もう9月か」と気づくと、なんとなく気持ちが仕事モードへ切り替わってきます。
私はこの時期になると、子どもの頃の8月31日を思い出します。
夏休みの宿題を計画的に終わらせていた人。
最後の数日で猛烈な追い込みをかけていた人。
私はどちらだったかについては……まあ、そっとしておきましょう(笑)
でも大人になってからも、意外と同じことをしているものです。
- 「あとで整理しよう」と思っていた資料。
- なんとなく続けている仕事。
- 途中になったままの案件。
夏の終わりは、こうしたものを一度見直すのにちょうどいいタイミングです。
新しいことを始める前に、今あるものを少し整える。
今日は、9月を気持ちよくスタートするための「仕事の見直し方」について考えてみます。

第1章:忙しいと「不要な仕事」が見えなくなる
毎日仕事をしていると、「いつものやり方」が当たり前になっていきます。
月曜日にはこれをする。
この資料は毎回作る。
この数字は毎週まとめる。
習慣になっているので、いちいち「本当に必要かな?」とは考えません。
でも半年、一年と続けていると、状況は変わります。
以前は必要だった作業が、今は必要なくなっていることもあります。
営業をしていると、こういう仕事が意外と多いんです。
「これ、何のためにやっているんでしたっけ?」
と聞いてみたら、
「……昔からやっているから。」
おっと、出ました。仕事の世界でなかなか手強い回答です(笑)
忙しいと、仕事を増やすことには気づいても、減らすことにはなかなか気づけません。
だからこそ、節目で立ち止まって見直すことが必要です。
仕事を整える第一歩は、新しいことを追加することではありません。
「今やっていることは、本当に必要なのか?」
そこを確認することから始まります。

第2章:夏の終わりに見直したい3つのこと
とはいえ、会社中の仕事を全部見直そうとすると大変です。
そこで、まずは身近なところから始めてみましょう。
・予定・・・9月以降の仕事を見える化する
商談、イベント、キャンペーン、社内行事など、秋に予定している仕事を一度並べてみます。「そういえばこれもあった!」を今のうちに発見しておけば、9月になって慌てずに済みます。
・タスク・・・途中になっている仕事を整理する
「いつかやろう」と残している仕事はありませんか?やるもの、やらないもの、後回しにするものを決めるだけでも、頭の中がかなりスッキリします。
・データや資料・・・探す時間を減らす
古い営業資料、使わなくなったファイル、デスクトップに並んだ「最終版」「最終版2」「本当の最終版」……。夏の終わりに少し整理しておけば、必要な情報へすぐアクセスできるようになります。
💡大切なのは、完璧に整理することではありません。
9月の自分が迷わず動ける状態にしておくことです。
30分だけでも構いません。
仕事の机を少し整えるような感覚で、頭の中の仕事も整えてみましょう。
第3章:「やること」より「やめること」を決める

9月になると、不思議と新しいことを始めたくなります。
「営業件数を増やそう。」
「SNSをもっと頑張ろう。」
「新しいAIツールを使ってみよう。」
前向きで、とてもいいことです。
ただし、一つ問題があります。
💡今までの仕事を全部抱えたまま新しいことを追加すると、当然ながら仕事は増えます。
そこでおすすめしたいのが、「始めること」と同時に「やめること」を決めることです。
・成果につながっていない作業・・・目的を見直す
長く続けているからという理由だけで残っている仕事は、一度立ち止まって考えてみましょう。目的が説明できない仕事は、改善候補です。
・重複している作業・・・一つにまとめる
同じ情報を複数の資料へ入力しているなど、似た作業を繰り返している場合は整理できる可能性があります。
・人がやらなくてもいい仕事・・・仕組みやツールへ任せる
定型作業は、自動化やAIを活用できないか考えてみましょう。人は「考える仕事」に時間を使ったほうが価値を生みやすくなります。
💡仕事ができる人は、たくさんの仕事を抱えている人ではありません。
大切な仕事に時間を使える人です。
新しい季節を迎える前に、荷物を少し軽くしておく。
それだけでも、9月の仕事はずいぶん進めやすくなります。
第4章:節目をつくると、仕事は改善し続けられる
仕事の改善で難しいのは、「いつ見直すか」です。
問題が起きてから改善する会社は多いですが、本当は問題が起きる前に見直せるほうが理想です。
そこで役立つのが、季節や月の変わり目を「見直しのタイミング」にしてしまうことです。

夏の終わり。年末。年度末。大型連休の前後。
こうした節目に、ほんの少し仕事を振り返る習慣をつくります。
・定期的に振り返る・・・問題が小さいうちに気づく
「最近ちょっと面倒だな」と感じる作業は、改善のサインかもしれません。小さな違和感の段階で見直せば、大きな問題になる前に対処できます。
・改善を記録する・・・同じ問題を繰り返さない
何を変えて、どう良くなったのかを残しておくと、改善そのものが会社のノウハウになります。
・見直しを仕組みにする・・・改善を特別な仕事にしない
「余裕ができたら改善しよう」では、なかなかその日は来ません(笑)定期的に見直す日を決めてしまえば、改善も仕事の一部になります。
💡強い会社は、最初から完璧な仕組みを持っているわけではありません。
試して、見直して、また整える。
この繰り返しによって、少しずつ仕事の精度を上げています。
つまり、「設計する」というのは、一度完成させて終わることではありません。
変化に合わせて、設計し直し続けること。
夏の終わりの小さな見直しも、その一つなのです。
まとめ
いかがでしたか?
9月だからといって、何か大きな目標を立てる必要はありません。
まずは、夏の間にたまった仕事を少し整えてみる。
- 途中の案件を確認する。
- 不要な仕事を一つやめる。
- 資料を整理する。
それだけでも、気持ちはずいぶん軽くなります。
夏休みの宿題のように、8月31日に全部まとめて片づける必要もありません(笑)
大切なのは、新しい季節を迎える前に一度立ち止まり、
「今の仕事のやり方、このままでいいかな?」
と考えてみることです。
仕事は、頑張るだけでなく、定期的に整えることで進めやすくなります。
夏の終わりに少し荷物を軽くして、気持ちよく9月のスタートを切りましょう。🍃
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