はじめに:営業って、ぶっちゃけ“怖い”よな?
「新規開拓って、なんか怖いです…」
「知らない会社にいきなり電話するって、ハードル高すぎませんか?」
――そんな声、営業の新人さんから何度聞いたことか。
わかる。いや、めっちゃわかる!
実はこの私も、営業1年目のときは“電話のボタン”を押すのに5分かかってました(笑)。
新規開拓って、営業の中でも一番“メンタルを削られる仕事”。
でも同時に、最も“営業らしい力”がつくステージでもあります。
そこで今回お届けするのが、
営業初心者に向けた「新規開拓×リスト作成」の超実践ガイド。
「営業って、何から始めればいいの?」
「リストってどこから作るの?」
「断られるのが怖すぎて動けない…」
そんなあなたのために、長年営業として経験してきた私が、
“自分が新人のときに知っておきたかったこと”をぜんぶ詰め込んでお届けします。
読むだけで、明日から一歩踏み出す勇気が湧いてくる。
そんな“保存版”の1ページに、ぜひしていただければ嬉しいです!
第1章:なぜ新規開拓が怖いのか?“最初の壁”の正体
「いや、電話するだけでしょ?」
そう言う人に限って、いざ受話器を握ると震えてたりするんです(笑)。
新規開拓の“怖さ”って、単に作業の難しさじゃない。
その正体は――「断られる」ことへの恐れなんです。

「お断りされる=否定された気がする」問題
営業初心者の多くがこう言います。
「断られると、自分を否定されたようでつらい」
「電話を切られたあと、しばらく落ち込む」
これは当然の感情。私も昔、ガチャ切りされた後にコンビニでチョコパン3個買って食べました(笑)。
でも、ここで1つ覚えておいてほしいのは――
❝断られたのは“あなた”ではなく、“タイミング”なんです。❞
相手はあなたを知らない。
知らない相手から、突然“提案”が来た。
断られるのは、「今はその必要がない」だけの話。人格否定ではありません。
“成果を求めすぎる病”が怖さを増幅させる
もう1つの壁は、「すぐ結果を出さなきゃ」という焦り。
営業になったばかりだと、どうしても「成果=電話からのアポ」と思いがちです。
でも、最初から“ホームラン”は狙えません。
まずは、「10件電話して1件“話を聞いてくれた”だけで合格!」くらいの感覚でOK。
営業って、確率のゲームでもあるんです。
大事なのは、「当たり」を探すために“数を打つ”こと。
そこから、あなたらしい営業スタイルが形になっていきます。
誰でも最初は「断られ職人」
私も、営業1年目は「断られる専門家」でした。
1日に20件電話して、話を聞いてくれたのが1件。
でも、そこから“相手の声色”や“断り方のパターン”がわかってきて、だんだんと面白くなってくるんです。
新規開拓は、最初の壁を越えると、急に景色が変わります。
第2章:成功のカギは“事前準備”にあり!リスト作成の基本
「営業って、トーク力が命でしょ?」
――いえ、それは半分正解、半分不正解です。
実は営業初心者ほど、“事前準備”の質で結果がガラッと変わります。
特に、新規開拓においては「リスト作成」が最重要の土台です。
なぜリストが大事なのか?
営業は“数撃ちゃ当たる”ではありません。
“ちゃんと狙って、ちゃんと当てる”ためには、的を絞る=リストを精査する必要があります。
- どんな業界の会社なのか?
- 担当者の肩書きは何か?
- 過去に似た提案をした企業との共通点は?

こうした情報が整理されたリストがあると、電話をかけるときに“自信”が持てます。
逆に、行き当たりばったりのリストは、ただの時間の無駄。
成果も自信も、どこかに置いてきてしまうことになります。
初心者でもできる!リストの3ステップ作成法
① ターゲット業界を決める
まずは、自社の商品やサービスが“刺さりやすい業界”に絞りましょう。
たとえば、「中小の製造業」「介護施設」「ITスタートアップ」など。
② 絞った業界から企業をリストアップ
Google検索や業界団体のサイト、商工会議所の名簿などを活用。
「エクセルに会社名+URL+業種+所在地」を一覧化すると◎。
③ キーパーソン情報を探す
Webサイトの「会社概要」「採用情報」「ニュースリリース」をチェック。
「営業部長」「総務責任者」「情報システム課長」など、提案に関わる人の肩書きがわかるとベストです。
💡 ベテランの裏技:SNSで“温度感”を測る
最近では、企業のSNS(特にX・LinkedIn)も要チェック。
「〇〇に興味あり」と書かれていたら、提案のフックになります。
また、担当者の投稿から“言葉のトーン”を知ることで、話しかけ方も変わります。
リスト作成は、営業活動の“地図”づくり。
良いリストは、あなたの不安を減らし、トークの精度を上げ、結果につながります。
第4章:アポ取りが怖くなくなる!初心者向けトーク術
リストも準備した。見込み度も整理した。
さあ、いよいよ電話……だけど、怖い!
その気持ち、ものすごくわかります。
「何を話せばいいかわからない」
「相手に迷惑がられたらどうしよう」
そんな不安を少しでも軽くするために、ここでは“初心者向けのトーク術”を紹介します。
最初の10秒で勝負が決まる
電話で大事なのは、最初の10秒。
そこで「聞く姿勢」をつくれるかどうかがカギです。
たとえば、こんな風に話してみましょう。
「突然のお電話失礼いたします。私、〇〇社の△△と申します。御社の〇〇について情報を拝見し、お役に立てそうな点がありご連絡させていただきました。」
ポイントは、“自分の話”よりも“相手に興味を持っている”という姿勢を伝えること。
「押し売り」感を消すことで、相手のガードを下げられます。

台本ではなく“型”を持つ
初心者のうちは台本を使いたくなりますが、ガチガチに読むとロボットっぽくなって逆効果。
おすすめは、“話の流れ”だけを箇条書きで持つことです。
- あいさつ(誰から、なぜ電話したか)
- 興味のあるトピックに触れる(相手の強みや事例)
- 相談ベースで話を展開する(「お話聞かせていただけますか?」)
- クロージング(「5分だけお時間いただけませんか?」)
この“型”さえ覚えておけば、内容はその場の会話で調整してOK。
自然な言葉で話すことが、一番の好印象につながります。
よくある“失敗あるある”も武器になる
「噛んだらどうしよう…」「話がズレたら…」
大丈夫、むしろそういう“人間らしさ”が相手との距離を縮めます。
以前、私も「お世話になっております!」と元気よく言ったあと、「いや、初めてですよね…」と自分でツッコんだことがあります(笑)。
相手の方が笑ってくれて、結果的に商談に進んだことも。
営業トークって、完璧じゃなくていいんです。
“丁寧さ”と“誠実さ”が伝わるかどうか。
それさえあれば、初心者でも十分にチャンスはつかめます。
まとめ:最初の一歩が、あなたを営業にする
営業という仕事には、マニュアルだけでは語りきれない“リアル”があります。
とくに新規開拓は、最初の一歩が怖くて当たり前。
断られることも、うまく話せないことも、最初は全部セットです。
でも、それでも一歩踏み出したあなたは、もう立派な“営業”です。
今日リストを1件作れたなら、それは未来のお客さまとの出会いに近づいた証。
1本電話をかけられたなら、それは自分の可能性を広げた行動。
誰だって最初は、震えるような気持ちで受話器を持ち、資料をつくり、失敗しながら進みます。
だけどその小さな積み重ねこそが、後にあなたを“成果が出せる営業パーソン”へと変えていく。
営業に必要なのは、才能じゃありません。
「やってみる」勇気と、「続ける」根気だけ。
このガイドが、そんなあなたの背中をほんの少しでも押せていたら――
それ以上の喜びはありません。
これから出会うお客さまとの会話を、ぜひ楽しんでください。
あなたの営業人生は、もう始まっています。

あなたの営業活動を応援します!

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