
はじめに
9月になると、少し空気が変わります。
……と言いたいところですが、最近は9月も十分暑いですね(笑)
それでもビジネスの世界では、夏休みモードが終わり、年末へ向けた動きが少しずつ始まります。
そしてマーケティングを考えるうえで、私は9月という時期がかなり重要だと思っています。
なぜなら、10月から12月は意外と短いからです。
気づけば10月🎃
そのうち年末商戦🎁
クリスマス🎄
年末年始🎍
「下半期は集客を強化しよう!」
なんて言っていたら、あっという間に12月になってしまいます。
マーケティングは、思いついた翌日に成果が出るものばかりではありません。
SEOも。広告も。SNSも。メルマガも。
見込み客との関係づくりも。
多くの場合、仕込んでから成果が出るまでに時間がかかります。
だからこそ、下半期で成果を出したいなら、10月になってから考えるのではなく、9月から動いておきたいところです。
今日は、下半期の成果につなげるために、9月にやっておきたいマーケティングの準備について考えてみます。
第1章:マーケティングは「成果が出るまでの時間」を逆算する

マーケティングでありがちな失敗があります。
それは、
「売上が欲しくなってから集客を始める」ことです。
例えば11月になって、「今年の売上、もう少し伸ばしたいな。」
そこで慌ててブログを書く。広告を出す。SNSを始める。
もちろん、それでも成果が出ることはあります。
ただ、マーケティング施策の多くは、種をまいた瞬間に収穫できるわけではありません。
SEO記事なら、検索エンジンに評価されるまで時間がかかることがあります。
SNSなら、投稿を始めた初日から多くの人に信頼してもらえるわけではありません。
BtoBなら特に、知ってもらってから問い合わせや商談へ進むまで、何度か接点を持つこともあります。
マーケティングでは、
認知 → 興味 → 比較 → 検討 → 行動
という流れがあります。
つまり、お客様が「買おう」と思う前には、「知る」という時間があるのです。
だから12月に成果が欲しいなら、12月からマーケティングを始めるのでは遅い場合があります。
9月から情報を届ける。
10月に興味を持ってもらう。
11月に比較・検討してもらう。
そして12月に問い合わせや購入につながる。
そんな流れを逆算して考える必要があります。
💡マーケティングで大切なのは、「今何を売るか」だけではありません。
「数か月後に選んでもらうために、今何を届けるか」を考えることです。
9月は、その設計を始めるのにちょうどいいタイミングなのです。
第2章:まずは上半期のマーケティングを棚卸しする

下半期の施策を考える前に、ぜひやっておきたいことがあります。
上半期の振り返りです。
新しい施策を始めるとなると、つい、「次は何をやろう?」と考えてしまいます。
でも、その前に、
「これまで何がうまくいったのか?」を見るほうが重要です。
マーケティングは、やった施策の数を競うゲームではありません。
成果につながるものへ時間や予算を集中させる仕事です。
例えば、次のような数字を見直してみます。
・Webサイト・・・どこから問い合わせが生まれたかを見る
アクセス数だけではなく、よく読まれた記事、問い合わせにつながったページ、検索されたキーワードなどを確認します。
・SNS・・・反応されたテーマを確認する
フォロワー数だけでなく、どんな投稿が読まれ、保存され、クリックされたのかを見ます。「数字が伸びた投稿」と「問い合わせにつながった投稿」が違うこともあります。
・広告・・・費用と成果を比較する
クリック数だけではなく、問い合わせや成約まで確認します。安いクリックを大量に集めても、売上につながらなければ見直しが必要です。
・営業との連携・・・実際にどんな見込み客が来たかを見る
マーケティング側では「問い合わせが増えた!」と思っていても、営業側では「ターゲットと違う…」ということがあります。ここは意外と重要です。
💡そして、成果が出なかった施策も捨てないことです。
- なぜ反応が悪かったのか。
- ターゲットが違ったのか。
- メッセージが弱かったのか。
- タイミングが悪かったのか。
失敗も分析すれば、次のマーケティング戦略を考える材料になります。
9月は新しいことを始める月であると同時に、
「何を続け、何をやめるか」を決める月でもあるのです。
第3章:下半期の「売る前の仕込み」を9月に作る

上半期を振り返ったら、次は実際の仕込みです。
ここで重要なのは、いきなり「キャンペーンをやろう!」と考えないこと。
その前に、お客様との接点を用意します。
例えば10月から12月に売りたい商品があるなら、9月から関連する情報を発信しておく。課題を知ってもらう。
解決方法を伝える。事例を紹介する。
そうして少しずつ興味を育てておきます。
・コンテンツを準備する・・・検索やSNSからの入口を増やす
ブログ、導入事例、ノウハウ記事などを作ります。年末に需要が高まりそうなテーマなら、早めに公開しておくことで検索から見つけてもらえる可能性も高まります。
・見込み客との接点を増やす・・・忘れられない状態を作る
SNS、メルマガ、セミナーなどを使い、一度接点を持った人へ継続的に情報を届けます。毎回売り込む必要はありません。
・営業資料を整える・・・興味が生まれた後の導線を作る
せっかく興味を持ってもらっても、サービス内容や料金、導入事例が分かりにくければ離脱してしまいます。Webサイトや資料もこの時期に見直しておきたいところです。
・キャンペーンを逆算する・・・準備期間を確保する
11月や12月に施策を実施するなら、クリエイティブ、LP、広告、メールなどを9月から準備しておきます。
💡マーケティングでは、「売る瞬間」ばかりが注目されます。
でも実際には、その前にどれだけ準備していたかで結果が変わります。
農業で言えば、12月になって突然、「収穫したい!」と言っても無理があります(笑)
種をまいて、水をやり、育てる期間が必要です🌱
マーケティングも同じです。
9月は、下半期の成果を育てるための「種まきの月」と考えると分かりやすいと思います🌾
第4章:強い会社は「単発施策」ではなく集客の流れを設計する

ここまでくると、もう一段上の視点が必要になります。
- 広告
- SEO
- SNS
- メルマガ
- セミナー
- 営業
これらを別々に考えないことです。
例えばブログで見つけてもらう。
SNSをフォローしてもらう。
メルマガで事例を届ける。
サービスページを見てもらう。
そして営業へつなぐ。
このように、お客様が少しずつ会社を知り、信頼し、問い合わせへ進む流れを作ります。
これがマーケティングの「設計」です。
・入口を複数持つ・・・一つの集客方法に依存しない
検索だけ、広告だけ、SNSだけに頼ると、環境が変わったときに大きな影響を受けます。複数の接点を持つことで集客は安定しやすくなります。
・コンテンツをつなげる・・・一回きりで終わらせない
記事を読んだ後に関連資料や別の記事へ案内するなど、次の行動を用意します。良いコンテンツでも、読まれて終わりでは少しもったいありません。
・見込み客を育てる・・・今すぐ客だけを追わない
「今は必要ない」という人でも、3か月後には必要になるかもしれません。継続的に役立つ情報を届けることで、必要になったときに思い出してもらえます。
・営業とマーケティングをつなぐ・・・成果まで追いかける
マーケティングのゴールをアクセスや問い合わせだけにせず、その先の商談や成約まで見ることで、本当に効果のある施策が分かります。
💡下半期で成果を出す会社は、9月に突然すごい広告を出す会社ではありません。
9月に「年末までの顧客の動き」を考え、先回りして接点を作っている会社です。
今日ブログを書く。
来月SNSでまた見てもらう。
その後、事例を読む。
そして数か月後に問い合わせてもらう。
一つひとつの施策は小さくても、つながれば大きな集客の流れになります。
マーケティングとは、派手なキャンペーンを考える仕事ではありません。
お客様が自社と出会い、信頼し、選ぶまでの道筋を作る仕事。
だからこそ、時間に余裕のある9月から設計しておくことに意味があるのです。
まとめ
いかがでしたか?
下半期で成果を出したいからといって、9月からいきなりアクセル全開にする必要はありません。
むしろ最初にやるべきなのは、振り返ること。
上半期の数字を見る。
成果が出た施策を確認する。
うまくいかなかった理由を考える。
そして、そのうえで年末から逆算して仕込みを始めます。
✅️上半期のマーケティングを振り返る。
✅️10〜12月に届けたい商品やサービスを決める。
✅️コンテンツや広告を早めに準備する。
✅️見込み客との接点を増やす。
✅️検索、SNS、営業などを一つの流れにつなげる。
マーケティングは、「今月の売上をどうするか」だけを考える仕事ではありません。
数か月後に選ばれるための理由を、今から作っておく仕事でもあります。

10月になって、「さて、下半期どうしよう?」と考えるより、9月に少しだけ先回りしておく。
その小さな差が、年末になったとき大きな差になっているかもしれません。
下半期のスタートダッシュは、10月ではありません。
マーケティングにおいては、9月の仕込みからもう始まっています。 🚀
あなたの営業活動を応援します!
営業リスト作成にお困りではありませんか?

営業リスト探しに、もう時間をかけない。
業種別に企業情報をまとめて収集できるリストルを、まずは3,000件まで無料でお試しください。👇
📝営業リスト収集ツール「リストル」https://www.listoru.com/

