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はじめに
「AI、もう使ってますか?」
最近、こんな質問をされることが増えました。
正直に言うと、
僕が最初にやったことは、
“AIを使うこと”ではありませんでした。
むしろ、ちょっと距離を置いた。
なぜなら、
マーケティングの現場で、
ツールだけ先に入れると、
だいたい、仕事の流れが崩れるからです。
今日は、そんな僕が、
AI×マーケティングに取り組むとき、
最初にやった4つのことを、
そのままご紹介します。
第1章:なぜ、いきなり“AIを使わなかった”のか

AIは、とても優秀です。
文章も書ける。
アイデアも出せる。
データも整理できる。
でも、マーケティングの仕事は、
“正解を出すこと”ではありません。
- 誰に届けるか
- 何を変えたいか
- どこで心が動くか
この“設計”がズレると、
どんなにきれいなアウトプットでも、
成果にはつながりません。
だから僕は、まず、
人間側の仕事を、ちゃんと理解することから始めました。
第2章:まずやったこと① 仕事を“人間側”から分解した

最初にやったのは、
1週間、自分の仕事を観察することでした。
- 何に時間を使っているか
- どこで迷っているか
- 何が一番、頭を使っているか
これを、紙に書き出しました。
すると、意外なことが見えてきます。
“作業”だと思っていた部分の多くが、
実は、“判断”や“調整”だった。
この線引きをしたことで、
AIに任せられる部分と、
自分が残る部分が、
はっきりしました。
ここをやらずにAIを入れると、
楽になる前に、混乱します。
第3章:まずやったこと② 小さく使って、毎日触った

次にやったのは、
“プロジェクト”としてAIを導入することではありません。
毎日の小さな仕事に、1個だけ入れる。
たとえば、こんな使い方です。
- メールの言い回しを整えてもらう
- 見出し案を10個出してもらう
- 会議メモを要約してもらう
これを、毎日1回だけやる。
この習慣をつけると、
AIが“特別なツール”ではなく、
“仕事場にいる人”みたいな存在になります。
気軽に声をかけられるかどうか。
それが、
活用できるかどうかの分かれ目です。
第4章:まずやったこと③ 数字と感覚を並べて見た

マーケティングでは、
数字が正解だと、よく言われます。
でも、数字だけを見ていると、
人の気持ちが消えます。
だから僕は、AIを使った施策について、
こんなふうにメモを残しました。
- 数字:開封率、クリック率、滞在時間
- 感覚:反応の雰囲気、質問の質、空気感
この2つを、並べて見る。
すると、面白いことが起きます。
数字は良いのに、手応えがない。
逆に、数字は普通でも、
話題にされている。
このズレこそが、
次の打ち手のヒントになります。
AIは、数字を出すのが得意です。
でも、ズレに気づくのは、
人の仕事。
この役割分担を、
最初から決めました。
第5章:まずやったこと④ AIに“聞く側”になった

多くの人は、AIに
「これをやって」と頼みます。
でも僕は、意識的に、
“質問する側”に回りました。
たとえば、こんなふうに聞きます。
- この企画、どこが分かりにくい?
- この文章、誰に刺さらなさそう?
- もし反対意見が出るとしたら、何だと思う?
AIは、
“反対役”や“第三者視点”を、
とても冷静に演じてくれます。
これだけで、企画や施策の
穴が、事前に見えるようになります。
まとめ:AIは、武器じゃなくて、相棒だった
いかがでしたか?
僕が最初にやった4つのことは、
どれも、すごいテクニックではありません。
- 分解する
- 小さく使う
- 並べて見る
- 質問する
でも、この順番でAIと付き合うと、
AIは、“便利な道具”から、
“一緒に考える相棒”に変わります。

マーケティングは、
人の気持ちを扱う仕事です。
だからこそ、AIは、
“代わり”ではなく、
“隣”に置く存在が、
ちょうどいい。
今日の仕事の中に、
ひとつだけでいいので、
AIを呼び込んでみてください。
きっと、あなたの思考の横に、
もう一つの視点が、座ってくれます。
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