【名探偵コナン式】質問術|お客様の本音を引き出すプロの聞き方 byリストル【#225】

もくじ

はじめに
第1章:観察力を養う
第2章:質問の順番を工夫する
第3章:沈黙を味方につける
まとめ

はじめに

商談や打ち合わせの席で、お客様が「いや〜特に困ってないですよ」と言ったのに、後日「実はめちゃくちゃ困ってた」と発覚…。
これ、営業やマーケ担当者あるあるですよね。
まるで、コナンくんが「事件じゃないですよ」と言われたのに、その数分後には死体が見つかるレベルの矛盾です。

お客様は必ずしも、最初から本音を話してくれるわけではありません。
遠慮や警戒、あるいは「この人に言っていいのかな?」という探り合いがあるからです。
だからこそ、私たちには探偵ばりの質問術が必要なんです。

今回アニメ好きな私がご紹介するのは、名探偵コナンばりに相手の心の奥を探る「質問術」
拳銃もスケボーも必要ありません。
必要なのは、ちょっとした観察眼と、質問の投げ方、そして時々の沈黙。
これさえあれば、あなたもビジネスの現場で“真実はいつもひとつ!”を体感できるはずです🔍

第1章:観察力を養う

コナン君が推理を始めるとき、まずやるのは「観察」です。
現場を一歩一歩歩き回り、ちょっとした足跡や落ちているボタンを見逃しません。
ビジネスの現場でも同じで、お客様の言葉だけでなく表情や仕草、声のトーンまで観察することで、隠された本音が見えてきます。

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1. 言葉と表情のギャップをチェック

お客様が「大丈夫です」と笑顔で言っていても、目が笑っていなければ…それは赤信号かもしれません。
「名探偵レベルの観察力」とは、この小さな違和感を察知できることです。


 2. 持ち物や服装もヒント

「コナンくん、またスケボー持ってきたの?」と同じく、お客様の持ち物にもヒントが隠れています。
ブランドのバッグを持っているのに「安く済ませたい」と言っている場合、価格より品質重視の可能性が高いなど、言葉以外からも情報を得ましょう。


 3. 話すスピードと間に注目

答える前に一瞬間が空く場合、それは「どう言おうか考えている」サインかもしれません。
もしくは、隠したいことがあるのかも…?(あくまで推理ですけどね!)


💡 ポイント
観察は「ジロジロ見る」ことではなく、自然に情報をキャッチする癖をつけること。
あなたがビジネスの“真実探偵”になる第一歩です。

第2章:質問の順番を工夫する

コナン君が事件現場に着いて、いきなり「犯人は誰ですか?」とは聞きません。
そんなことをしたら、犯人も証人も一斉に口をつぐんでしまいます。
ビジネスのヒアリングでも、いきなり核心に迫る質問はNG
まずは場を温め、相手が話しやすい空気をつくることが大切です。

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1. アイスブレイクは必須

「今日はいい天気ですね」レベルの軽い会話でも、相手の緊張はほぐれます。
コナンもたまには少年探偵団の話をして和ませています(多分)。


 2. 広く聞いてから絞り込む

まずはざっくりとした質問で全体像をつかみ、その後に細かい質問で深掘りします。
例:

  • 広く → 「現在の集客方法はどんなものがありますか?」
  • 深く → 「その中で一番効果があったのはどれですか?」

 3. 時系列でたどる

「まず最初に」「その後どうなりましたか?」という流れで質問すると、相手も答えやすく、情報の矛盾も見つけやすいです。
探偵が事件のタイムラインを追うのと同じです。


💡 ポイント
質問の順番は、相手の心理的ハードルを下げながら真実に近づくシナリオ
あなたは聞き込み上手な探偵だと思って、会話をデザインしましょう。

第3章:沈黙を味方につける

コナン君は、相手が話し終わった後もすぐに口を開きません。
なぜなら、沈黙には真実を引き出す力があるからです。
営業やヒアリングの場でも、この“沈黙の魔法”は驚くほど効果的です。

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1. 沈黙はプレッシャーになる

人は、沈黙が続くとつい何かを話したくなります。
相手が話し終えた瞬間にあえて黙っていると、ポロっと本音が出ることも。
まさに「えっ…それ、さっきと言ってること違うけど?」な瞬間が訪れます。


 2. 相手に考える時間を与える

沈黙はプレッシャーだけでなく、相手が答えを整理する時間にもなります。
焦らせず待つことで、より具体的で深い情報が出てくることがあります。


 3. “にやり”は控えめに

沈黙中に「にやっ」とすると、コナンばりの推理完了感が出てしまい、相手が身構えます(笑)。
あくまで自然に、優しい表情で沈黙を保ちましょう。


💡 ポイント
沈黙は「間違って質問を忘れた時間」ではなく、相手の心を開く時間
名探偵は、言葉よりもこの“間”を大切にしています。
お互い気まずいひと時ではありますが、ぜひ練習してみてくださいね。

まとめ

お客様の本音を見抜くには、特別な超能力はいりません。
必要なのは、観察力・質問の順番・沈黙の使い方という、まるでコナン君が事件を解くときに使うような3つのスキルです。

  • 観察力で小さな違和感やヒントを見逃さない
  • 質問の順番で相手の心の扉を少しずつ開ける
  • 沈黙で相手が本音を話すきっかけを作る

これらを意識するだけで、商談や接客で得られる情報の質はぐっと高まります。

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ビジネスの現場は、ある意味“日常の推理ゲーム”です。
あなたも明日から名探偵になったつもりで、お客様の言葉の裏に隠された本音を探し当ててください。
そこには、きっとビジネスを加速させるヒントが眠っています🔍✨


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