2025年のマーケティング最新トレンド5選|AI・パーソナライズ・CDPなど注目施策を営業目線で解説 byリストル【#195】

はじめに

2025年、マーケティングはますます進化し、AIやパーソナライズ対応が“常識”になりつつあります。

そんな時代に、営業チームを率いる立場として、
「どの変化を押さえ、どう活かすか」は大きなテーマですよね。

この記事では、今知っておくべき最新トレンド5選を、
営業の現場目線でわかりやすくまとめました。

読者の皆さんが「これ、自分のチームでも試してみたい!」と
思えるようなヒントが見つかればうれしいです。

目次

はじめに
第1章:AIチャットボット×人的サポート
第2章:パーソナライズ提案の進化
第3章:CDPで営業×マーケ統合
第4章:B2B向けインフルエンサー活用
第5章:ショート動画とSNS最適化
まとめ

第1章:AIチャットボット×人的サポートで実現する“おもてなしDX” 🤖

「うちもAIチャット導入したんだけど、顧客から“冷たい”って言われてさ…」
先日、ある営業マネージャー仲間からそんな相談を受けました。

確かに、AIチャットボットは便利です。
FAQ対応や営業時間外の問い合わせには抜群の即応性を発揮します。
でも、BtoBのように信頼関係がものをいう商談では、やはり“人の温度”が求められる瞬間があります。

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私自身、ある企業でチャットボットを導入した際、最初は問い合わせ件数が増えて「やった!」と思ったんです。
ところが、成約率はなぜか横ばい…。
理由を探ると、「最初は便利だけど、その後が淡白」という声が多かったんです。

そこで仕組みを見直し、
AIが得た情報を営業がすぐに引き継いで“人の声でフォロー”する体制に変更。
結果、成約率が約1.3倍に改善しました。

ポイントは、AIに任せきりにしないこと。
「AI+営業=最強の接客チーム」を目指すことで、顧客の満足度も成果もグッと高まります。

✅ ここが実践ポイント

  • チャットログはCRMと連携して営業に自動送信
  • 営業は「事前に内容拝見しました」と切り出すだけで信頼感が増す

第2章:パーソナライズ提案の進化で“刺さる営業”を実現 🎯

「うちの営業メール、開封率が全然伸びないんです…」
そんな悩み、どこの企業でも一度は直面します。

でも、原因の多くは「内容がその人向けになっていない」こと。
つまり、パーソナライズの精度がカギなんです。

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たとえば、私が以前担当したクライアントでは、顧客の閲覧ページや過去の購入履歴に基づいて、提案内容を変える仕組みを導入しました。
あるお客様には「ご利用中のプランを活かした新サービスのご案内」、
別のお客様には「同業他社での導入事例」を紹介する、という具合です。

面白いことに、メールの内容が“自分に向けられた”と感じると、開封率だけでなく返信率や訪問打診率まで伸びるんです。

営業現場で活かすには、「AIが自動で生成する提案案」を起点にし、
最後は自分の言葉で一言添えることが大切。
「機械っぽさ」を和らげる一言が、相手の心を動かすこともあります。

✅ ここが実践ポイント

  • 顧客の“行動履歴”に基づいた提案は刺さりやすい
  • 「〇〇様におすすめです」と名前を入れるだけでも印象アップ

第3章:CDPで営業とマーケティングが“ひとつのチーム”に 📊

営業とマーケ、どちらも頑張っているのに「連携がうまくいかない」――
これは、私自身も何度も感じてきた“壁”でした。

たとえば、マーケティングがせっかく獲得したリード情報。
営業側に共有されるのが遅れてしまい、気づいた時にはすでに他社で決まっていた…。
なんてこと、ありませんか?

そこで注目されているのが「CDP(Customer Data Platform)」の導入です。
CDPとは、あらゆる顧客データを1つに統合して可視化するツール
Webサイトの閲覧履歴、メールの開封状況、営業の訪問メモ、チャットの内容――
すべてを時系列で“見える化”してくれるんです。

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ある企業では、営業がCDPダッシュボードを見ながら「昨日この資料をダウンロードしたお客様」へタイムリーに連絡を入れることで、アポ取得率が約25%向上しました。

これまで分断されがちだった「マーケの動き」と「営業の肌感覚」が、
CDPを通じてリンクし、まるで一つのチームのように動けるようになる。
これは、営業マネージャーにとって非常に心強い武器になります。

✅ ここが実践ポイント

  • 営業視点で“見やすい”ダッシュボード設計を心がける
  • マーケからの「温度の高いリード」を営業が即キャッチできる体制を整える

第4章:B2Bでも効果絶大!インフルエンサー活用で“信頼”を可視化 📣

「うちはBtoBだから、インフルエンサーは関係ないよね?」
そう思っている営業マネージャーの方、意外と多いんです。
でも、2025年は違います。BtoBでも“専門性のある発信者”の影響力が急上昇しています。

私が関わったあるIT企業では、自社製品を導入してくれている著名ブロガーに記事を書いてもらいました。
その結果、普段とは違う層から問い合わせが相次ぎ、Web経由の商談件数が1.5倍に。

なぜB2Bでもインフルエンサーが効くのか?
それは、「この会社は信頼できる」という“第三者の証言”が、営業資料よりも何倍も響くからです。

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営業としては、その記事や投稿を提案資料にさりげなく盛り込むだけでOK。
商談の最初に「〇〇さんも使ってくれてます」と話すだけで、
相手の警戒心がぐっと和らぐんです。

最近では、業界特化型のYouTuberやLinkedInインフルエンサーも登場しており、
BtoB企業の発信パートナーとして一緒にコンテンツを作るケースも増えています。

✅ ここが実践ポイント

  • 提案時に「第三者の声」を引用すると信頼性が跳ね上がる
  • 業界内で“話題になっている人”とつながりを持つ意識を

第5章:ショート動画とSNS最適化で“顧客との接点”が激変 🎥

今、TikTokやInstagramのようなショート動画の勢いが、BtoCだけでなくBtoBにも波及しているのをご存じでしょうか?

「ウチは製造業だから関係ないよ」と思っていた私も、実際にある動画を見て意識がガラリと変わりました。
その動画は、専門用語が多い商材を、たった60秒でわかりやすく紹介していたんです。
しかもナレーションが親しみやすく、思わず見入ってしまった…。

実際、ある製造系企業では自社製品の加工プロセスを1分動画にまとめてSNSで公開したところ、
「営業の説明が頭に入りやすくなった」と反響があり、訪問前に動画を見てもらう流れが定着したそうです。

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さらに2025年は、SNS広告のAI自動最適化が加速。
広告コピーや配信対象のテストをAIが瞬時に行い、結果を自動で学習して“当たる広告”を生み出す仕組みが整ってきています。

営業とマーケの連携があれば、SNS上の動画や広告を使って「興味→接触→提案」までをスムーズに繋げられるようになります。

✅ ここが実践ポイント

  • 営業資料の“要点”を1分動画でまとめると強力なアプローチに
  • SNS広告はAIに任せて、営業は「仕上げ」に専念する

まとめ:トレンドの本質は“顧客を深く知る”こと 💡

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
2025年のマーケティングトレンドを5つご紹介しましたが、
その根底にある共通項は、すべて「顧客理解の深化」です。

  • AIチャットと人の連携で“気づき”を逃さない
  • 一人ひとりに最適化された提案で“心に刺さる”
  • データを共有し、営業とマーケが“ひとつのチーム”になる
  • 信頼されている人の声で“説得力”を強化する
  • SNSや動画で“軽やかに接点”をつくる

トレンドはあくまで「手段」。
それをどう活かすかは、現場の知恵と工夫次第です。

私は営業として、数々の成功も失敗も経験してきましたが、
どんなにツールが進化しても、最後に選ばれるのは「信頼できる人」でした。

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あなたのチームに合ったトレンドを、まずは1つでも実行してみてください。
きっと、変化の兆しが見えてくるはずです。


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