マカロンとブランド価値の共通点──“高くても売れる”理由とは byリストル【#286】

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目次

  1. はじめに
  2. 第1章:マカロンは“味”だけで選ばれていない
  3. 第2章:小さくても“特別”を感じさせる演出
  4. 第3章:数ではなく“選ばれる喜び”で勝負する
  5. 第4章:“高い”ではなく“価値がある”と言われるブランドへ
  6. 第5章:マカロンのようなブランドを目指すために
  7. まとめ

はじめに

休日の午後、カフェのショーケースに並ぶカラフルなマカロン。
1つ300円以上するのに、気づけば「ひとつだけ」と手を伸ばしてしまう──そんな経験、ありませんか?

よく考えれば、同じような甘さのお菓子はコンビニに100円で並んでいるのに、なぜマカロンには心が動くのか。
実はこの「マカロンの魔法」は、ビジネスの世界にも通じるブランド価値の本質そのものです。

今日は、休日らしく“甘いおやつ”をきっかけに、「高くても売れる理由」を楽しく探ってみましょう🍬

第1章:マカロンは“味”だけで選ばれていない

まず大前提として、マカロンが高くても売れるのは、「味が他と違うから」だけではありません。
もちろん美味しさは大事ですが、それだけならもっと安くて美味しいお菓子はたくさんあるはずです。

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マカロンを選ぶ理由は、もっと感情的で、もっと曖昧なもの。

・“自分へのご褒美”としての満足感
・箱を開ける瞬間のワクワク
・誰かに贈ったときの「センスいいね」という反応

つまり、マカロンは「味」+「体験」+「意味」の組み合わせで選ばれているのです。
これこそがブランド価値の根幹。商品そのものの性能だけでなく、「それを選ぶことで得られる感情」こそが、価格の説得力になります。

第2章:小さくても“特別”を感じさせる演出

マカロンの特徴のひとつは、「サイズが小さいのに、存在感がある」こと。
一口サイズなのに、見た目もパッケージも圧倒的に“特別感”がありますよね。

これはブランド戦略にも同じことが言えます。
本質的な価値は小さくても、演出の仕方次第で“大きく見える”のです。

例えば、Appleの製品箱はシンプルなのに開ける瞬間が特別です。
高級ホテルのロビーは広くても、必ず“香り”や“音楽”で「非日常」を演出します。

マカロンが1つ300円でも買いたくなるのは、「これは特別なものだ」と感じさせる空気づくりがあるから。
それはロゴでも、包装でも、言葉遣いでも、どんなビジネスにも応用できる要素です。

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第3章:数ではなく“選ばれる喜び”で勝負する

マカロンは、お腹を満たすためのお菓子ではありません。
「いくつ食べるか」ではなく、「どれを選ぶか」に価値があります。

ビジネスも同じです。
価格で競争する“量の勝負”から抜け出すには、選ぶ喜びを演出することが欠かせません。

たとえば、次のような体験を設計すると、顧客は「買う」ではなく「選ぶ」を楽しんでくれます。

  • カラーや味の“ストーリー”を語る
  • 数量を絞って「限定感」を出す
  • 世界観のある写真や言葉で感性を刺激する

「どれにしようかな」と迷っている時間そのものが“価値”になるとき、人は価格を理由に離れません。

第4章:“高い”ではなく“価値がある”と言われるブランドへ

マカロンを「高い」と感じる人はいても、「ぼったくり」とは言われません。
それは、価格と価値の関係が納得できているからです。

「高い」ものではなく、「価値がある」と言われるブランドになるには、3つの要素が重要です。

1️⃣ ストーリー性 …「なぜこの価格なのか」を語る背景
2️⃣ 一貫性 … デザイン、言葉、接客すべてが世界観に沿っている
3️⃣ 体験価値 … 買った瞬間から使い終わるまでの“心の満足”

この3つが揃うと、人は価格ではなく「体験への投資」として財布を開きます。
マカロンが“たった一口”であっても、人の心を満たすのは、この構造があるからです。

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第5章:マカロンのようなブランドを目指すために

あなたのビジネスも、「価格」ではなく「価値」で選ばれる状態をつくれます。
ポイントは、「どうすれば顧客が“特別な気持ち”になるか」を徹底的に考えることです。

  • 商品にストーリーを持たせる
  • 価格以上の“体験”を設計する
  • 数ではなく「選ばれる喜び」を重視する

マカロンは、単なるスイーツではなく「感情の引き出し」なのです。
ビジネスも同じで、買ってもらうことが目的ではなく、「心を動かすこと」が本質です。

まとめ

いかがでしたか?
マカロンが高くても売れる理由は、「味」ではなく「体験」と「意味」にあります。

  • 味+体験+意味で価値を構成する
  • 小さなものを“特別”に見せる演出
  • 選ぶ喜びを設計する
  • 価格ではなく“価値”で語る
  • 顧客の感情を動かすブランド体験をつくる

休日のティータイムで食べるマカロンのように、「買う前から心がときめく体験」を届けられれば、あなたのブランドは“高くても選ばれる”存在になります。

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