断られない提案書の作り方:YESを引き出すプレゼン資料作成術 byリストル【#284】

📚Amazon Kindle版ビジネス書リリースのお知らせ。

営業を「苦しい個人戦」から「仕組みで勝つチーム戦」へ。
今すぐ試せる実践ガイドです。

💡 Kindle Unlimitedをご利用の方は無料でお読みいただけます!

〈NEW〉
📖『新規開拓大全: アウトバウンド営業を「仕組み」にする』
👉 Amazonでチェックする

【関連書籍】
📖『作業ゼロで商談を生み出す営業リスト自動化バイブル』
👉 Amazonでチェックする

📖『90日で売上が伸びる!社長のためのB2Bグロース設計』
👉 Amazonでチェックする

目次

  1. はじめに
  2. 第1章:提案書は「相手の課題解決マップ」
  3. 第2章:相手が「理解しやすい順」で並べる
  4. 第3章:1スライド1メッセージを徹底する
  5. 第4章:数字・実績・根拠を「感情で補う」
  6. 第5章:最後の一枚で「行動」を引き出す
  7. まとめ

はじめに

「提案書は作ったけど、なぜか通らない…」
そんな経験はありませんか?

内容は悪くないはずなのに、決裁者の反応が薄い。
それは、“伝え方”が相手の判断軸に合っていないからかもしれません。

提案書やプレゼン資料は「情報のまとめ」ではなく、「YESを引き出す設計図」。
今回は、営業・企画・起業家問わず使える、断られない提案書の作り方を5つのステップで解説します。

第1章:提案書は「相手の課題解決マップ」

多くの人が最初にやりがちなのが、
「自社の強み」や「サービスの機能」から話を始めること。

でも本当に響く提案書は、“相手の困りごと”から始まるものです。
たとえば──

❌「当社は〇〇のシステムを提供しています」
✅「現在の業務で〇〇にお困りではありませんか?」

スタート地点を変えるだけで、提案は“売り込み”から“共感”に変わります。

画像

相手の課題 → 理想の状態 → そのギャップを埋める手段(=あなたの提案)
この流れをマップのように構成すると、説得力が一気に上がります。

第2章:相手が「理解しやすい順」で並べる

提案書の失敗パターンの多くは、“構成の順番ミス”です。
相手が理解しやすい順序に整理するだけで、YES率は確実に上がります。

基本構成はこの5ステップ:

1️⃣ 現状(相手の課題・市場環境)
2️⃣ 理想(目指す姿)
3️⃣ 解決策(自社の提案)
4️⃣ 実績・根拠(信頼づけ)
5️⃣ 次のアクション(見積・導入スケジュールなど)

この順番は、人の“納得の流れ”と同じ。
「なぜ今必要か → どうやって解決するか → 本当に信頼できるか」
この3段階を自然にたどれる提案書が、“断られない”資料です。

第3章:1スライド1メッセージを徹底する

提案書を読みながら「結局、何が言いたいの?」と思われたらアウト。
人の集中力は長く続かないので、1スライド=1メッセージが鉄則です。

画像

例えば、

  • 1枚目:「市場の現状」
  • 2枚目:「課題の整理」
  • 3枚目:「提案の方向性」
  • 4枚目:「期待できる成果」

というように、“ページをめくるたびに1つの納得”を積み重ねていく構成がベスト。

また、グラフや図解を多用することで、5秒で理解できる資料を目指しましょう。
文字ばかりの資料は、読む気を失わせる最大の原因です。

第4章:数字・実績・根拠を「感情で補う」

提案書では、根拠やデータが不可欠。
ただし、数字だけでは人は動きません。

たとえば──

❌「コスト削減率は20%です」
✅「同じ課題を持っていたA社では、20%のコスト削減に成功し、残業時間も減りました」

同じ数字でも、「誰が」「どう変わったか」を添えることで、説得ではなく共感ベースの納得になります。
ストーリーを少し入れるだけで、相手の頭ではなく“心”に届く提案書になるのです。

第5章:最後の一枚で「行動」を引き出す

意外と多いのが、「最後のページで終わってしまう」提案書。
ですが、最終ページこそ最も大事。
相手が「次に何をすればいいか」を明確に示す必要があります。

✅ 書くべき要素

  • 次回打ち合わせの日程候補
  • 導入までのステップ(シンプルな図で)
  • 費用の目安(安心感を与える)

ここで重要なのは、“選択肢”を1つではなく2~3用意すること。
「導入プランA/B/C」など、比較可能な形にしておくと、相手は“断る”より“選ぶ”モードに入ります。

画像

まとめ

いかがでしたか?
提案書は、単なる資料ではなく「信頼をデザインするツール」です。

  • 相手の課題を中心に置く
  • 理解しやすい順で構成する
  • 1スライド1メッセージを徹底する
  • 数字+ストーリーで説得力を高める
  • 最後に「行動」を促す導線を設計する

たったこれだけでも、“断られない提案書”は確実に作れます。
提案とは、相手を動かすための「共創」。
あなたの資料が、次の“YES”を生む1枚になりますように。


あなたの営業活動を応援します!
営業リスト作成にお困りではありませんか?

MD・バイヤー・店舗開発求人企業の営業リストを作成するならリストル

「広告費をかけても成果ゼロ…」それ、“売る相手”を間違えてるのかもしれません。営業成果は“リスト”で9割決まります。

→ 成果を出す営業リスト3000件が無料で試せる👇
📝営業リスト収集ツール「リストル」https://www.listoru.com/

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事
おすすめ記事1
PAGE TOP