目次
- はじめに
- 第1章:「御社の○○を拝見して…」〜事前リサーチ型アプローチ
- 第2章:「同業他社様でこんな事例がありまして…」〜共感・安心感アプローチ
- 第3章:「もし○○が□□になったら…」〜未来想像アプローチ
- まとめ
はじめに
新規開拓営業では、初対面の相手に短時間で興味を持ってもらい、話を聞き続けてもらう必要があります。
商品やサービスの説明はもちろん重要ですが、それ以前に「心を掴む一言」がなければ、商談はスタート地点に立てません。
今回は、新規開拓の現場で効果的に使える提案トークを3つ厳選してご紹介します。
どれも短く、相手の興味を引くためのフレーズばかりです。明日からの商談でそのまま使える実践的内容です。
第1章:「御社の○○を拝見して…」〜事前リサーチ型アプローチ
最初の接点で好印象を持ってもらうには、「あなたの会社をよく知っています」という姿勢が効果的です。
提案の前に、事前リサーチを元にした一言を添えます。

例フレーズ
- 「御社のホームページを拝見して、新しいサービスの取り組みに感銘を受けました」
- 「先日のプレスリリースを読んで、ぜひお話を伺いたいと思いました」
ポイント
- 相手の最近のニュースや成果に触れる
- 汎用的な褒め言葉ではなく、具体的な事例を挙げる
- 調べたことを褒める→関連する提案につなげる
これにより、相手は「この人はうちのことをちゃんと調べてきた」と感じ、話を聞く姿勢になりやすくなります。
第2章:「同業他社様でこんな事例がありまして…」〜共感・安心感アプローチ
新規開拓では、「それはうちに関係あるの?」という疑問を持たれがちです。
そこで有効なのが、同業他社や似た規模の会社の成功事例を提示する方法です。

例フレーズ
- 「同業の○○社様でこの仕組みを導入した結果、半年で経費を15%削減できました」
- 「同じ業界で最近よくご相談いただくのが○○の件ですが、御社でも当てはまる部分があるのではと思います」
ポイント
- 相手がイメージしやすい“近い事例”を選ぶ
- 数字や成果を具体的に示す
- 自社商品の説明よりも「相手のベネフィット」を先に伝える
このアプローチは、「うちでもできそう」という感覚を持たせることで、商談のハードルを下げます。
第3章:「もし○○が□□になったら…」〜未来想像アプローチ
新規開拓では、現状のままでは得られない未来像を提示することで、相手の興味を引くことができます。
このとき、「もし〜だったら?」という仮定形を使うと、想像が広がりやすくなります。

例フレーズ
- 「もし御社の営業チームが月にあと5件成約できたら、売上はどのくらい変わりますか?」
- 「もし今の作業時間が半分になったら、他の業務にどれくらい時間を回せますか?」
ポイント
- 数値や期間を具体的にする
- 相手がポジティブな変化を想像できるテーマを選ぶ
- 未来像の提示から、自社の提案へ自然につなげる
この手法は、まだニーズが顕在化していない相手にも効果的です。
まとめ
いかがでしたか?
新規開拓で顧客の心を掴むためには、最初の一言が重要です。
- 事前リサーチ型アプローチ:相手の情報を調べ、具体的に褒める
- 事例提示アプローチ:同業他社や類似事例で安心感を与える
- 未来想像アプローチ:「もし〜だったら?」で未来を描かせる
これらを組み合わせることで、初対面でもスムーズに会話が進み、提案を聞いてもらえる確率が格段に上がります。
新規開拓の一歩目は、商品説明ではなく、相手の心を開く一言から始めましょう✨
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