はじめに
「また断られた…」「自分に営業向いてないのかな…」
営業をしていると、そんな気持ちになる瞬間、ありますよね。
でも、ちょっと待ってください。
営業とは、断られるのが当たり前の仕事です。
むしろ、断られることにどう向き合い、どう立ち上がるかが、成果を出す営業と、そうでない営業を分ける“分かれ道”なんです。
実際、バリバリ売っている営業パーソンでも、すべての提案が通っているわけではありません。
違いは、“落ち込む回数”ではなく、“立ち直る速さ”にあります。
この記事では、
- 営業で断られてもメゲないための考え方
- 実践して効果があった切り替え術
- メンタルが強い営業に共通する行動習慣
を、それこそ星の数ほど断られてきた私がわかりやすくお伝えしていきます。
「断られるのが怖い…」そんなあなたの営業が、ちょっと軽やかになるヒントになればうれしいです😊
目次
第1章:営業で“断られるのが普通”と考える理由
- はじめに
- 第1章:営業で“断られるのが普通”と考える理由
- 第2章:気持ちを切り替えるメンタルの整え方
- 第3章:メンタルが強い営業に共通する行動習慣
- まとめ
営業の現場では、「断られた数=行動した証拠」とも言われます。
つまり、断られるということは、前に進んでいる証。
むしろ、断られていない営業ほど「動いていない」「攻めていない」可能性すらあるのです。断れたという経験があなたの糧になっているのは間違いありません。

✔ 成約率は“100%じゃなくて当たり前”
たとえば、トップ営業でも成約率は2〜3割と言われることがあります。
つまり、7〜8割は断られるということ。
これを知っているだけでも、「あ、自分だけじゃないんだ」とホッとしませんか?
営業とは、「断られるなかで、YESを見つけにいくゲーム」のようなもの。
その前提に立てるかどうかで、心のダメージはまったく違ってきます。
✔ 相手にも断る“事情”がある
断られたとき、つい「自分が悪かったのかな」と思ってしまいがちですが、相手には相手の都合やタイミングがあります。
たとえば、
- すでに他社と契約していた
- 今は予算がない
- 上司の判断を待っているだけ
など、自分ではどうにもできない理由で断られることは山ほどあるんです。
大事なのは、「断られた=自分の価値が否定された」と思わないこと。
営業の成果は、コントロールできる部分に集中した人が伸びていきます。
✔ 営業は“人間関係構築のプロセス”
営業とは、単なる“売る仕事”ではなく、お客様との信頼関係を少しずつ築いていくプロセスです。
初回で断られても、数ヶ月後に「また話を聞かせて」と連絡をもらうこともよくあります。
だからこそ、断られた瞬間に「この人はもう終わりだ」と思わないでください。
営業は“今”だけじゃなく“未来”にもつながる仕事なのです。
営業で断られることは、避けられない現実。
でもそれを前向きにとらえるだけで、心の余裕とパフォーマンスが大きく変わってきます。
第2章:気持ちを切り替えるメンタルの整え方
営業において、“断られたあとの切り替えの早さ”は武器になります。
落ち込みすぎず、でも反省は忘れず。そんな絶妙なバランスを取るために、意識しておきたい考え方と実践法をご紹介します。

✔ 自分を責めない“客観フィードバック”を習慣にする
断られると、つい「自分がダメだったのでは」と自己否定に走ってしまいがちですが、ここで大事なのが“客観視”です。
👉 気持ちの整えポイント
- 「何がダメだったか」ではなく「どこを工夫できたか」を考える
- 感情ではなく“事実ベース”で振り返る
- 結果を自分に100%結びつけすぎない
「そういうタイミングじゃなかったんだな」くらいに割り切る視点も持ちましょう。
✔ 断られたら“アクション”で気持ちを切り替える
じっと悩み続けるよりも、行動することでメンタルを切り替えるのが効果的です。
たとえば…
- 断られた直後に「ありがとう」と言って深呼吸
- 別のリストにすぐ電話して次の行動へ
- 仲間に軽く相談して気持ちをシェアする
大切なのは、“前に進んでいる感覚”を自分に持たせること。
止まらないことが、心の立て直しにつながります💡
✔ 小さな成功体験を意識的に振り返る
断られると、自分の営業すべてが失敗だったように感じてしまうこともあります。
そんなときは、過去の小さな成功や「ありがとう」の言葉を思い出してみましょう。
📌 たとえば…
- 初契約が取れたときの気持ち
- 「あなたから買ってよかった」と言われた場面
- アポがスムーズに取れた嬉しさ
“自分にもできた経験”を積み重ねておくことで、落ち込みそうな時に気持ちを支える“土台”になります。
メンタルを整えるためには、“感じ方”よりも“捉え方”を変える意識が大切。
営業は、やればやるほど強くなるメンタルトレーニングの場でもあるのです😊
第3章:メンタルが強い営業に共通する行動習慣
営業の世界には、何度断られても笑顔で走り続ける、タフな人たちがいます。
では、彼らはもともと心が強いのでしょうか?
実はそうではありません。強いメンタルは“習慣”で作られているのです。

✔ 朝のルーティンで“軸”を整える
できる営業パーソンほど、朝の時間を大切にしていることが多いです。
たとえば…
- 出勤前に10分だけ本を読む
- 自分に前向きな言葉をかける(例:「今日も挑戦できる!」)
- 前日の良かったことを3つ思い出す
こうしたルーティンは、心を安定させる“アンカー”になります。
自分なりの「朝の整え方」を持つと、1日のスタートがブレにくくなります。
✔ 行動量よりも“行動の目的”を意識する
営業では「数を打て!」と言われることが多いですが、ただ数をこなすだけでは心がすり減ってしまうことも。
そこで大切なのが、「なぜこの行動をしているのか?」という目的意識です。
📌 たとえば…
- このお客様に会う目的は「悩みを聞くこと」
- この1件は「次の提案の布石」
- 今日は「話す練習をする日」
目的を明確にすると、たとえ断られても「今日は目的を達成できた」とポジティブに捉えられます。
✔ 心が疲れたら“切り替えスイッチ”を持っておく
メンタルが強い人は、「無理しない」ことも得意です。
「今日は調子が出ないな…」という日は、思い切って軽めのタスクだけにする、気分転換する、誰かとランチに行く、などの“逃げ道”を持っています。
無理に気合いで乗り切ろうとせず、「気持ちの切り替え術」を持っていることが、長く営業を続けるコツなんです。
営業でメンタルが強い人ほど、「気持ちを立て直す方法」を知っている。
そしてそれは、特別な才能ではなく、日々のちょっとした行動習慣の積み重ねなのです。
まとめ
営業という仕事は、嬉しいこともあれば、時には心が折れそうになることもある——。
それが営業のリアルです。
でも、この記事でお伝えしてきたように、
- 営業は“断られて当たり前”の仕事であること
- 気持ちを切り替える習慣や考え方
- メンタルが強い営業のちょっとした行動の工夫
を知っているだけで、グッと楽になります。
営業の成果は、才能よりも継続と立ち直る力で決まります。
「今日はうまくいかなかったけど、また明日頑張ろう」
そう思えるだけで、あなたはもう立派な営業パーソンです。
断られたら、“次のYES”への一歩を踏み出すチャンス。
前向きなメンタルで、また一歩ずつ進んでいきましょう💪✨

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