8月の営業はこう攻めろ!お盆×集客の相性と成果を出すヒント byリストル【#204】

✍️ はじめに

「8月って営業やっても意味あるのかな…?」
そんな風に思ったこと、ありませんか?

実はお盆の時期こそ、“動いた営業が目立つチャンス”なんです。
みんなが休んでいる時期に、ひと工夫仕掛けるだけで、
ふだん届かない相手にリーチできることも。

この記事では、「お盆は売れない」という通説を覆す、
“お盆×営業”の意外な相性と、成果を出す5つのポイントを解説していきます💡

【目次】

  1. お盆の営業は“手を抜く”より“仕掛ける”が正解
  2. お盆前後は「情報収集モード」に入る人が増える
  3. 「暑中見舞いDM」や「お盆限定コンテンツ」が効果大
  4. お盆明けは“本気モード”に切り替わる時期
  5. 「社内が静かな今こそ、提案のチャンス」説
  6. まとめ:お盆営業は“チャンスの宝庫”だった!

第1章:お盆の営業は“手を抜く”より“仕掛ける”が正解 

「お盆は営業しても意味がない」「どうせ相手も休みでしょ」
そんな風に、8月を“お休み期間”として見てしまっていませんか?

確かに、お盆の時期は多くの企業が夏季休暇に入り、営業活動が鈍る傾向にあります。
ですが実は、この“静けさ”こそが最大のチャンスでもあるのです。

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✅ 競合が止まっているからこそ、目立つ

多くの営業担当者がこの時期に活動を控える中、
あえて動くことで顧客の印象に残る確率がグッと上がります

特に、新規開拓では「他が来ない=自分の話を聞いてもらいやすい」状態。
これは、営業の鉄則である“差別化”の実践でもあります。

例えば私の知人は、お盆にあえてアポを入れて営業訪問。
相手の担当者から「この時期に来てくれるなんて熱意を感じた」と評価され、
競合より一歩リードする関係を築くことができました。

✅ 意思決定者に直接届きやすい

さらに重要なのが、「キーマンに直接届く可能性が高い時期」であるという点。
部下が休みで不在だったり、会議が少なく時間に余裕があるこの時期、
役職者や経営者がメールを直接チェックしていることが多いのです。

普段はなかなか通らないメールも、
「このタイミングだからこそ、読んでもらえた」という事例は多々あります。

✅ 目的は“売る”ではなく“印象づける”

もちろん、お盆の時期にすぐ契約が取れるとは限りません。
でもこの時期は、“未来につながる種まき”のタイミングと考えましょう。

  • 相手の記憶に残るようなご挨拶
  • 情報提供や悩みに寄り添った提案メール
  • 後日アポにつながる関係性の構築

これらを目的にした“仕掛け”をしておけば、
お盆明けの「商談再開タイミング」で真っ先に思い出してもらえます。


「みんなが休んでるからこそ、自分が目立つ」
この営業の原則を、お盆という静かな舞台で実践することで、
他にはない“好機”を手にする可能性が広がるのです。

第2章:お盆前後は「情報収集モード」に入る人が増える📱

「お盆中は誰も仕事なんてしてないでしょ?」と考えるのは、少し早計です。
実はこの時期、多くの人が“ゆるやかに仕事のことを考える時間”を持っています。

特にBtoBの見込み客は、帰省や旅行の移動中や、空いた時間にスマホを眺めながら、
「今後の課題」や「気になっていたサービス」をじっくりチェックしていることが多いのです。

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✅ “本気検討”の助走期間

お盆休みは、業務に追われる日常から一時的に解放されるため、
心にも時間にも余裕が生まれやすくなります。

その結果、以下のような「前向きな思考モード」に入ることがあります:

  • 「来期に向けて、今のうちに情報収集しておこう」
  • 「次の打ち手を考えるヒントが欲しい」
  • 「やるべき課題を整理しておきたい」

つまり、お盆期間は“決定”こそされにくいものの、
“検討”や“情報探索”が進むタイミングなのです。

この時期に、ブログ記事・資料・事例コンテンツをしっかり届けておくことで、
お盆明けの商談チャンスを先取りすることができます。

✅ スマホ活用がカギ

特に注目したいのが、スマホでの情報摂取の増加です。

  • 帰省ラッシュ中の新幹線・空港で
  • 実家でゆっくり過ごしているときに
  • 友人との集まりの前後、ふとした空き時間に

SNSやニュースアプリをチェックする“ながら時間”に、
自社の投稿やメールが届けば、普段よりも読まれる可能性が高いのです。

このチャンスを活かすためには:

  • モバイルで読みやすいデザインにする
  • キャッチコピーに季節感や「今すぐ知りたい」要素を入れる
  • 動画・図解など、パッと理解できるコンテンツを用意する

といった工夫が欠かせません。


お盆中は、顧客が「何もしない」のではなく、
“静かに動き出している”タイミングでもあります。

この微妙な心の動きをキャッチし、先回りして情報提供できるかどうかが、
お盆明けのリード数・商談数を左右するカギになります📈

第3章:「暑中見舞いDM」や「お盆限定コンテンツ」が効果大 📩

8月の営業において、意外と効くのが「季節のごあいさつ」です。
なかでも「暑中見舞い」(8月はもう残暑見舞いですね。)や「お盆限定の情報提供」は、
営業の“押し感”を和らげながら、関係構築を深める強力な手段になります。

✅ 「挨拶+価値提供」が鉄板の組み合わせ

ただの「ごあいさつメール」では埋もれてしまいます。
そこでおすすめなのが、以下のような“+αの価値”を添える工夫です:

  • 「暑中お見舞い申し上げます。本日は、〇〇業界で今話題の◯◯についてまとめた資料をお届けします」
  • 「お盆明けから使える“集客チェックリスト”を作成しましたので、よろしければご覧ください」

こうした形で、挨拶と同時に「役立つ情報」や「限定特典」を添えることで、
相手の関心を引きやすくなります。

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「読んで損しない内容」だと思ってもらえれば、
普段はなかなか開封されないメールもこの時期なら読んでもらえる可能性が高まります。

✅ お盆“限定”は、強い

この時期だからこそ効果を発揮するのが、「お盆限定」の仕掛けです。

たとえば:

  • 「お盆期間中だけダウンロードできるeBook」
  • 「お盆明けまでにご登録の方限定の無料相談枠」
  • 「お盆中に読める“業界最新トレンドまとめ”PDF」

など、「今だけ」感を前面に出すことで、
静かな期間の中で“行動のきっかけ”を生むことができます。

また、メールだけでなく:

  • LINE公式アカウント
  • Instagramストーリーズ
  • Webサイトのバナー表示

など、複数チャネルで展開すれば効果はさらに高まります。

✅ 成果を出すポイント

成功している企業は、このような工夫を行っています:

  • テンプレ感のあるDMを避け、パーソナライズ感を出す
  • コンテンツには、時期に合ったテーマ(例:夏・お盆・予算見直し)を取り入れる
  • 開封・クリックしやすい件名やデザインにこだわる

要は、「営業臭を出さずに役立つ人」になるのがポイントです。


お盆時期は、人と人との“関係性”が試される時期でもあります。
そこにふさわしいタイミングで“ちょっと気が利く”情報を届けられるかが、
秋以降のビジネス成果を分けるポイントになるのです🌻

第4章:お盆明けは“本気モード”に切り替わる時期 💼

お盆が終わると、営業の世界では空気が一変します。
休暇モードから一気に“本気モード”へとスイッチが切り替わるのがこのタイミング。

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この変化を読んで先手を打つことが、
「9月以降の商談数・受注率」に直結するのです。

✅ 「今すぐ検討したい」モードに変わる理由

お盆明けは、企業によって以下のような“動機づけ”が生まれる時期です:

  • 下期の目標を達成するための施策が本格化
  • 来年度の予算・計画立案が始まる
  • 決算期に向けて新しい動きが必要

このタイミングで営業が“的確な提案”を行えるかどうかで、
顧客の本気度にしっかりマッチし、受注につながるかが決まります。

つまり、お盆期間中の“種まき”があったかどうかで、
その後の商談スピードと深度がまるで違うのです。

✅ 準備が“すべて”を決める

お盆明けに向けて、営業側に必要なのは以下のような準備です:

  • 休暇明けすぐに送れる提案メールや資料のストック
  • 過去アプローチした顧客リストの見直し
  • お盆中に閲覧・DLされた資料の追客シナリオ設計

このように、「来るぞ」というタイミングを逃さず動くためには、
“お盆中の布石”がすべてを左右するといっても過言ではありません。

✅ 「あの営業は動きが早い」と思われる存在に

営業にとって、顧客からの信頼とは「必要な時に必要な情報をくれる人」です。
お盆明けに「お久しぶりです、夏の間に整理した提案内容です」と一歩早い動きを見せれば、
「この人、頼れるな」と思ってもらえる確率が高まります。

たった一通のメールが、営業の印象を大きく変えることもあるのです。


お盆明けに「乗り遅れた」とならないためには、
お盆中の準備と、初動のスピード感がカギを握ります⚡

第5章:「社内が静かな今こそ、提案のチャンス」説 📊

お盆の時期、多くの会社では社員の大半が休暇に入り、
社内が静かになりやすい傾向があります。

しかしその静けさは、営業にとってはむしろ“チャンス”です。
なぜなら、普段は話を聞いてもらえないキーマンに、じっくり向き合ってもらえる可能性が高いからです。

✅ 決裁者が“社内に一人”なことも

特に中堅〜大企業では、部下が夏休みに入っている間に、
部長や役員クラスが出社して業務を片付けているケースがあります。

こうしたタイミングは、普段のように「部下に任せておいて」と流されるのではなく、
直接提案内容を見てもらえる可能性が高まる貴重な時期です。

例えば:

  • 提案資料をこの時期に送ると、直接開いて読んでもらえる
  • メールや電話での接触が通りやすい
  • アポが取れる確率が高い

実際に、私の周囲でも「この時期に提案を通したら、決裁者の方からすぐ返信がきた」という例もあります。

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✅ “雑音が少ない”からこそ、話を聞いてもらえる

普段は営業電話に忙殺されている担当者も、
この時期は電話が少なく、心にも余裕があるため、
丁寧に話を聞いてくれる傾向が強いです。

このときに大事なのは、「いかに相手の役に立つ情報を届けられるか」。

押し売りや売り込み感のあるアプローチではなく:

  • 「最近多い◯◯の課題に対して、こういった事例があります」
  • 「お盆明けから検討される方が多いので、先にご案内します」

といった形で、“相手にとって有益”であることを前面に出しましょう。

✅ 会話の“質”が上がる時期でもある

8月の落ち着いた雰囲気の中では、短く済ませようとする商談ではなく、
「じっくり相談したい」気持ちになる顧客も少なくありません。

特にWeb商談などでは、以下のような効果が期待できます:

  • 「社内に人がいないので、ゆっくり話せる」
  • 「休暇前に頭を整理しておきたい」
  • 「気になっていたけど後回しにしてた話をしてみよう」

つまり、商談の“質”が上がる=ヒアリングが深まり、
本当のニーズを引き出せる大チャンスとなるのです。


お盆期間は、たしかに特殊な時期ではありますが、
だからこそ営業として“静けさの中のチャンス”を見逃さないことが重要です。

まとめ:お盆営業は“チャンスの宝庫”だった!

「お盆の営業なんて意味がない」と思っていた方、
この記事を読み終えて、少し考え方が変わったのではないでしょうか?

実は、8月という月は、営業活動を止めるにはもったいない“仕掛け時”。
動く人が少ないからこそ、目立ち、届き、記憶に残るタイミングなのです。

今回ご紹介した5つのポイントを再確認すると:

  1. お盆は営業を仕掛けるチャンス
  2. 情報収集モードの顧客に先回り
  3. 暑中見舞いや限定コンテンツで関係強化
  4. お盆明けの“本気モード”に備えて準備万全に
  5. 静かな社内だからこそ届く提案を

このように、夏の一見“手薄”に見える時期こそ、
営業としての差がつく絶好のタイミングです。

ぜひこの記事の内容を参考に、
今年の8月を「仕掛けの月」に変えてみてください🔥


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