はじめに|“売った後”に勝敗が決まる?
「よし、契約とれた!これでひと安心…」と思ったそこのあなた。
すみません、それ、営業としては“まだ前半戦”です🙂
営業の本当の勝負は、契約をいただいた“その後”に始まります。
なぜなら、既存顧客との関係性次第で――
- もう一度頼んでもらえる(リピート)
- 誰かに紹介してもらえる(新規顧客GET)
という、超・効率のいい“未来の売上”が生まれるからです。
この記事では、営業初心者の方でも実践できる、
- フォローアップの考え方
- 売り込みにならないフォロー方法
- 紹介につなげる一工夫
- 続けられる“仕組み化”のコツ
を、ベテラン営業マン視点で分かりやすく、面白おかしく(ちょいちょい励ましも入れながら)お伝えしていきます。
「もう売ったから終わり」ではなく、
「売ってからがスタートだ!」という気持ちで、一緒に学んでいきましょう📣
第1章:「売ったあと」が勝負の分かれ道
営業って、契約を取るのがゴールだと思いがちですが――
実は“そこからが本当のスタート”なんです。

▷ 契約=関係の入り口
契約をもらった瞬間は、いわば“スタートラインに立った状態”。
ここから、どんな関係を築くかによって、将来的に
- 継続発注(リピート)
- 紹介・口コミによる新規開拓
という“美味しい果実”が実ってくるわけです🍎
▷ 「放置」してませんか?
営業マンあるあるですが、契約した後、次の案件に頭が切り替わってしまって、
「ありがとうございました」で終わってしまうパターン、多いんですよね。
でも顧客側からすると、
- 本当にちゃんと納品されるのか不安…
- うまく活用できてるか相談したい…
- 小さなトラブルがあるけど連絡するほどじゃ…
こんな“モヤモヤ”が出てくる時期でもあるんです。
ここで声をかけてくれる営業が、信頼を勝ち取るんですよね。
▷ 「またお願いね」は、信頼のご褒美
人は、“忘れられてない”と感じたとき、安心します。
「ちょっと気にかけてくれる人」に対して、またお願いしたくなるものです。
そしてその安心感は、紹介にもつながるんです。
第2章:売り込み禁止!感謝と安心を届けるフォロー術
フォローアップというと、
「また何か売り込まれるんじゃ…?」と警戒されそうで、つい気が引ける。
そんなふうに感じる営業さん、多いですよね。
でも大丈夫。フォロー=売り込みではありません。
むしろ「売らないこと」こそが、フォロー成功のカギなんです。
▷ まずは“感謝”を伝えるだけでOK
フォローの第一歩は、
「このたびはありがとうございました」という素直な一言。
メールでも、手紙でも、電話でもいいんです。
ポイントは、売る気配を一切見せず、ただただ感謝を届けること。
このシンプルなアクションが、「この人、ちゃんと覚えててくれたんだ」と信頼感につながります。

▷ 「安心感」を与えるフォローとは?
顧客が不安に思っていそうなポイントに、先回りして一言添えると◎
たとえば…
- 「その後、操作などでお困りのことはございませんか?」
- 「納品物に関して、気になる点があればいつでもお知らせください」
こういう言葉があるだけで、“この人に相談していいんだ”という空気が生まれます。
▷ フォロー=“信頼の貯金”
一度のフォローで契約が増えるわけじゃありません。
でも、こうしたやりとりをコツコツ積み重ねていくことで、信頼がたまっていくんです。
そしてその貯金があると、ある日突然、
「知り合いにも紹介してもいいですか?」
という神セリフが飛び出すんですよね。
第3章:「紹介したくなる人」には共通点がある
「紹介って、結局“運”じゃないの?」――
そんな声、よく聞きます。でも、実際は紹介される営業には“共通点”があるんです。
▷ 共通点①:とにかく“感じがいい”
バリバリのセールストークよりも、
- よく話を聞いてくれる
- 気遣いがある
- ユーモアがあって話しやすい
こういう人のほうが、「あの人紹介したいな」と思われやすいんです。
紹介って、顧客にとってもリスクです。だからこそ「この人なら任せられる」と感じさせる雰囲気が重要!

▷ 共通点②:“ちょっとした記憶力”がある
「この前話してたお子さんの受験、どうでしたか?」
「お仕事の繁忙期、もう落ち着きましたか?」
――こういう“ちょっとした一言”が、驚くほど効きます。
顧客は、「覚えててくれた=大事にされてる」と感じるんですよね😊
その感情が、「紹介してあげようかな」につながるんです。
▷ 共通点③:紹介後の対応が丁寧(とウワサ)
紹介をもらった後、そのお礼の伝え方一つで次の紹介が生まれるかどうかが決まると言っても過言ではありません。
- 速攻で「ありがとうございました」の連絡
- 丁寧にお礼の品を送る
- 成果が出たら「〇〇さんのおかげです」と報告する
紹介してくれた顧客も、「紹介して良かったな」と思えれば、また誰かに話してくれます。
紹介は偶然じゃない。
“紹介されるに値する営業”を演じることが、紹介を呼び込む秘訣なんです!
第4章:フォローに“型”を持て!仕組み化のすすめ
「フォローしなきゃ」と思ってても、日々の業務に追われてつい後回し。
気づいたら「最後に連絡したのっていつだっけ…?」なんてこと、ありますよね。
でも大丈夫。フォローは“気合い”より“仕組み”で回すのが正解なんです!
▷ カレンダーで「誰に・いつ・何を」決めておく
営業マンはとにかく多忙。だからこそ、フォローのタイミングを予定化しておくと安心です。
たとえば:
- 契約後1週間:お礼&不安のヒアリング
- 1ヶ月後:フォローアップ連絡(使い勝手、問題点)
- 3ヶ月後:使ってみた感想、改善提案
- 半年後:紹介のお願いや最新事例の共有
こうやって“型”を決めておけば、迷うことなく動けます。

▷ ツール活用で“忘れない営業”へ
便利なツールも味方にしましょう。
- Googleカレンダーでフォロー日をセット📅
- 営業管理アプリ(例:Senses、Zohoなど)で履歴を記録
- メールテンプレを作っておいて、いつでも送れる体制に
記憶に頼らない仕組みづくりが、忙しい営業を救ってくれます。
▷ 「自分だけのフォロー型」を持つと強い
もちろん、業種やお客さまのタイプによって、ベストなフォロー方法は異なります。
だからこそ、自分のやりやすい“型”を作っておくと、ムリなく続けられるんです。
「続けられること」こそ、最強の営業スキル。
フォローを“仕組み化”して、「忘れない営業」から「思い出される営業」になりましょう!
まとめ|フォローは未来の売上をつくる
営業の仕事は「契約を取って終わり」ではありません。
むしろ、売ったあとこそが、本当の信頼関係づくりの始まりなんです。
▷ 今日のポイントをおさらい!
- フォローがある営業は“信頼”が違う
- 「売らないフォロー」が紹介を生む
- 紹介される人は、“ちょっとした気遣い”が上手い
- フォローは仕組み化して、無理なく続ける
繰り返しますが、フォローは“感謝と安心”を届ける行為。
その小さな積み重ねが、「またお願いね」や「知り合いにも紹介したい」に変わっていくんです😊
今すぐ全員に電話しろ、なんて言いません。
でも、ふと思い出したお客さまに「その後、いかがですか?」と一言送るだけで、明日の営業が変わるかもしれません。
あなたの営業活動を応援します!

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