📚目次
はじめに
第1章:個人事業主になると何が変わるの?
第2章:開業手続きの全体像をつかもう
第3章:まず提出!開業届と青色申告承認申請書
第4章:お金の管理で絶対にやるべき3つのこと
第5章:事業を始める前に決めておきたい3つの準備
まとめ:開業は“書類よりも準備”が9割
はじめに
「個人事業主として仕事を始めたいけれど、何からやればいいの?」
そんな不安を持つ人はとても多いです。
ですが安心してください。
個人事業主の開業手続きは とてもシンプル。
必要な書類は基本的に「2つ」だけです。
本記事では、
“初心者が迷うポイントだけを丁寧に解説” しながら、
開業後に必要な準備まで順番にお伝えします。
第1章:個人事業主になると何が変わるの?

会社員との違いをざっくり整理すると、以下の3つです。
① 収入=事業の売上になる
会社員の「給与」ではなく
あなた自身の事業としての「売上」になります。
② 経費が使える
仕事で使ったものは
- PC
- 書籍
- 交通費
- ソフト利用料
などを事業経費として計上できます。
③ 自分で納税する
年末調整がないため、
確定申告を自分で行います。
個人事業主は自由度が高い反面、
お金周りの管理が必要。
でも、流れさえ覚えれば難しいことはありません。
第2章:開業手続きの全体像をつかもう
まず最初に、全体の流れをシンプルに整理しましょう。

🔽【最短の開業ステップ】
- 開業届を提出
- 青色申告承認申請書を提出
- 事業用の銀行口座・クレカを用意
- 会計ソフトを準備
- 必要なら事業用の届け出(屋号・許可など)
たったこれだけ。
実は、
開業届を提出した瞬間に“個人事業主”になれます。
驚くほど簡単ですよね。
第3章:まず提出!開業届と青色申告承認申請書

① 開業届(正式名:個人事業の開業・廃業等届出書)
提出先:税務署
提出期限:開業後1ヶ月以内(遅れてもOK)
記入内容は、
- 名前
- 住所
- 職業
- 屋号(空欄でもOK)
などシンプル。
提出しない罰則はありませんが、
提出しないと青色申告ができないので、必ず出しましょう。
② 青色申告承認申請書
提出先:税務署
提出期限:開業から2ヶ月以内 or その年の3月15日
青色申告にするとメリットが巨大です。
【青色申告の3大メリット】
- 最大65万円の特別控除
- 家族への給与を経費化できる
- 赤字を3年間繰り越せる
個人事業主=青色申告と考えておけば間違いありません。
第4章:お金の管理で絶対にやるべき3つのこと
個人事業主がつまずくのは“開業届”よりも“お金の管理”。

ここだけは最初に整えておきましょう。
① 事業用の銀行口座をつくる
普段使いと混ざると確定申告で地獄を見るので、
必ず分けておきます。
② 事業用クレカを用意する
会計が一気に楽になるうえ、
経費管理の精度も上がります。
③ 会計ソフトを導入する
初心者はぜったいに 会計ソフトを使ったほうが楽 です。
- freee
- マネーフォワードクラウド
あたりが定番。
領収書もスマホで撮れば自動で仕訳できます。
第5章:事業を始める前に決めておきたい3つの準備

① 屋号(ビジネスネーム)
開業届に書いておくと、
口座名義にも使えて便利。
ただし、後から変更もできます。
② 仕事用の連絡環境
- 仕事用メールアドレス
- 請求書テンプレ
- 契約書テンプレ
準備しておくとスムーズ。
③ 税金の仕組みをざっくり理解しておく
最低限これだけでOK👇
- 所得税:利益に対してかかる
- 住民税:翌年に請求
- 事業税:一定以上の利益で発生
- 消費税:2期目〜免税 → 3期目から課税になる場合あり
「全部理解しよう!」は不要。
最初は“方向性だけ”つかめば十分です。
まとめ:開業は“書類よりも準備”が9割
いかがでしたか?
初心者でも、個人事業主の開業はとてもシンプル。
- 提出するのは「開業届」と「青色申告承認申請書」の2つ
- 銀行口座・クレカ・会計ソフトで管理をラクに
- 屋号・連絡環境・税金の理解を軽く準備すればOK
難しく見える開業ですが、
実は“形式”よりも“事業としての準備”が大事です。
今日のあなたを一歩、
個人事業主のスタートラインへ近づけるお手伝いができたら嬉しいです。

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