はじめに|“そこそこできる”ようになってからが本番
新人の頃は、「とにかく売れ!」と言われ、
毎日が必死のパッチでしたよね。
でもある程度経験を積んで、数字も安定してきた今──
ふと感じるモヤモヤ。
- 「後輩に追いつかれそうで焦る」
- 「達成感より、義務感のほうが大きい」
- 「もっと上手くなりたいけど、何をすれば?」
- 「今さら緊張でプレゼンが飛ぶとか、恥ずかしい…」
…そう、営業中堅期の悩みは“自分との戦い”なんです。
誰かに怒られるわけでもなく、でも褒められることも少なくなって。
“がんばる理由”が見えにくくなる。
それが「営業3年目の壁」とも言われます。
今回は、そんな中堅営業パーソンならではの葛藤を、
ちょっと本音で、ちょっとふざけて一緒にほぐしていきます💬💼
“がんばりすぎて空回りしてる人”ほど、きっと救われるはず。
それではいきましょう。
今日もお悩みに、全力で答えていきます!🔥
Q1:後輩に抜かれそうで焦る…
Q:最近入った後輩がめちゃくちゃ売れてて、正直焦ってます…。
「抜かれたらどうしよう」って不安ばかりが先に立って、
自分の営業もぎこちなくなってる気がします。
こういうとき、どう気持ちを整理したらいいでしょうか?😥

A:焦るのは、“戦ってる証拠”。でも、勝負する相手を間違えないで✋
この悩み、めちゃくちゃリアルです。
私も中堅時代、まさに同じことを思っていました。
隣の席で後輩が「今月、目標150%いきました!」なんて言うと、
心の中で思わずこう叫びました。
「こっちは地味にコツコツやってるのに、そっちばっかり評価されてない!?」
◆ “売上=価値”じゃない。営業にはいろんな軸がある
確かに売上は営業の最重要指標。
でも、それ“だけ”を見てたら、自分の良さがどんどんわからなくなります。
・「あのクライアントとは10年単位の信頼関係を築いてる」
・「小さな契約でも、社内で一番解約率が低い」
・「後輩のフォローは自分にしかできない」
こういう“数字に見えない成果”って、
本当に価値のある営業スキルなんです🌱
◆ 焦りを“自分の成長エネルギー”に変える
後輩の快進撃に焦るのは当然。
でもそれは、「まだ伸びたい」という心の裏返しです。
だったらその気持ちを、「よし、自分の武器を磨こう」に変えてみましょう。
例えば──
- 話し方の本を1冊読む📚
- 毎日の提案を1つだけブラッシュアップする🛠️
- 同期と“悩みシェア飲み”をしてみる🍻
焦りは“悪者”じゃありません。
うまく向き合えば、“成長の加速装置”になりますよ🚀
Q2:数字は安定してるけど、最近やりがいを感じません

Q:営業としては成績も安定していて、上司からも「順調だね」と言われます。
でも正直、手応えというか、“やりがい”をあまり感じなくなってしまいました。
このままでいいのかな…とモヤモヤしています😔
A:「達成」ではなく「納得」が、やりがいの正体です🌱
この悩み、実は“優秀な営業”ほどぶつかるんです。
新人の頃は「契約を取るぞ!」と燃えていたのに、
数字が安定すると──
「このままずっと同じことの繰り返し?」
「誰のために、何のために、働いてるんだろう…?」
…そんな“静かな迷子”になる。
◆ 営業は、ゴールではなく“物語”をつくる仕事
営業のやりがいって、実は
「達成感」より「納得感」なんです。
数字だけで測れない“誰かの未来に貢献できた感覚”が、
心にジワっと灯るやりがいになります🔥
◆ 私がやってた「やりがいリハビリ法」📝
- 過去の契約先に「最近どうですか?」と連絡してみる
→「あの導入で、すごく楽になりましたよ」って言われたとき、泣きそうになります。 - “数字以外の目標”を設定してみる
→「1日1人、相手を笑わせる」「今月は“断られ上手”を極める」など、小さな遊びゴコロを追加。 - 1人のお客様を“主人公”にして日記を書く
→「この人に合う提案って何だろう?」と本気で考えると、まるで“営業小説”になります📖
◆ やりがいは、外からじゃなく「自分の中」から湧いてくる
「もっと給料が上がったら」
「もっと表彰されたら」
…そう思いがちだけど、本当のやりがいは、“自分が決めるもの”。
今日の提案が、誰かの明日を変えるかもしれない。
そんな仕事をしていること、忘れないでくださいね😊
Q3:「もっと提案力を」と言われるけど…どうすれば?

Q:最近、上司から「もっと提案力を高めよう」と言われます。
でも正直、何が“提案力”なのかよくわかってなくて…。
営業って、商品説明をうまくやるだけじゃダメなんですか?😓
A:提案力=「言葉」より「視点」。説明から、“共創”へ🌱
まず言っておきたいのは──
「商品をうまく話す=提案力」ではないということ。
私も昔、パワポのアニメーションや語彙ばかり磨いていました(笑)
でもお客様の反応は「ふーん」で終わり。
それを救ってくれたのは、ある先輩の一言でした。
「お前の提案、“誰の悩み”に向いてる?」
ハッとしました。自分の話ばかりしてたことに。
◆ 「提案力」は、“相手の代弁者”になれるかどうか
提案力とは、「お客様自身がまだ気づいていない問題」を見つけ、
言語化し、一緒に考える力なんです。
つまり営業は、「売る人」から「気づかせる人」へ──
“共に創る”仕事に変化しています。
◆ 提案力UPのために、私がやってたこと📋
- 「◯◯業界のニュース」を毎朝1つ読む
→相手の世界を知れば、相手の視点で話せるようになる。 - “相手の今日の目標”を先に聞く
→「今日の商談、◯◯さん的には何を決めたいですか?」
→ゴールが見えれば、逆算して提案できる! - 過去提案の“振り返りジャーナル”を作る
→成功・失敗問わず、「なぜその提案を選んだか?」を記録。次に活かせます📖
◆ 説明で終わる人は「商品営業」。
提案できる人は「信頼営業」
営業のゴールは、“説明して納得させる”ことではありません。
「この人となら一緒に未来を考えたい」と思ってもらうこと。
それが“提案力”の本質です。
Q4:プレゼンで緊張して頭が真っ白になります
Q:商談や社内プレゼンの場で、どうしても緊張してしまいます。
いざ話す番になると頭が真っ白になって、準備してきた内容が吹っ飛ぶんです…。
“場慣れ”しかないんでしょうか?😭

A:緊張は“能力不足”じゃない。“真剣さの証”です💡
プレゼン前、心臓がドクドク。
手のひらが汗ばんで、口はカラカラ。
──これ、誰しも一度は経験してます。
私も昔、資料をめくるタイミングを間違えて、
2枚目から話し始めてしまったことがあります(しかも誰も気づかず…!)
◆ 緊張を“悪者”にしない。むしろ使え!
緊張=「失敗したくない」という想い。
つまり、それだけ本気で臨んでいる証拠なんです。
だからまずは、「緊張してる自分」を否定せず、
むしろ「この緊張、いいプレゼンの燃料にしてやろう」と思ってみてください🔥
◆ 私の“緊張リセット習慣”ベスト3🔁
- 「最初の3文」だけは暗唱できるまで練習する
→プレゼンは、最初の“勢い”で9割決まる! - “本番モード”で何度も練習(録音もアリ)
→想像だけじゃなく、“体感”で慣れることが大事! - 「絶対に笑いを1回取るポイント」を作る
→例えば、「この表、目がチカチカしますよね〜(笑)」など、
→自分が笑えると、緊張が一気に緩みます😊
◆ プレゼンは“主役を奪う”場ではなく、“場をつくる”仕事
完璧なトーク、スムーズなスライド操作、堂々たる立ち姿──
それも素敵ですが、一番大切なのは“聞き手を置いていかないこと”です。
たどたどしくても、言葉が詰まっても、
「この人、本気で伝えようとしてるな」と思ってもらえたら、それで勝ち。
緊張しているあなたは、すでに素晴らしいんです。
あとは、“場を一緒につくる意識”を持つだけで、
その想いは必ず伝わりますよ。
まとめ|「営業は“今”が一番おもしろい」と思えるまで
新人時代のドタバタも、ベテランの凄みも、
「今の自分」とはちょっと違う──
そんな“中堅期”は、誰にも言えないモヤモヤを抱えがちです。
「結果は出てるのに、手応えがない」
「これから何を目指せばいいかわからない」
「後輩に負けたくない。でも比べたくない」
…その全部が、あなたが“真剣にこの仕事と向き合ってる証拠”です。
営業の面白さって、数字だけじゃなく、
「自分がどう変わっていけるか」にあると思います。
- 初めて後輩に頼られたとき
- 10回断られた相手から、11回目に「じゃあ一緒にやってみよう」と言われたとき
- かつて失敗したプレゼンを、笑いながらリベンジできたとき
それ全部が、営業の“醍醐味”です。
あなたが感じているそのジレンマや違和感は、
やりがいの“次のフェーズ”に入るサイン。
「営業は、今の自分が一番おもしろいかも」──
そう思える日が、すぐそこまで来ています😊

次回は「ベテラン営業の“キャリアの悩み”」編でお会いしましょう!
また新しいお悩みに、本音で、全力で、答えていきます💬🔥
あなたの営業活動を応援します!

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