営業職のワークライフバランスとは?家庭と仕事を両立するヒント byリストル

はじめに:営業も家族も、どっちも大事にしたい!

「パパ、土曜日の運動会、来てくれるよね?」

——そう言われた火曜の夜。うれしい反面、頭を抱えました。土曜は、大事な商談が入ってたんです。

営業って、どうしても“お客さま優先”の仕事。予定通りなんて、まずいかない。でもそのとき、思いきって同僚に商談を任せてみました。結果? 息子の走る姿をしっかり見届けて、夫としても父としても満点の週末に。

あれ以来、私の中で一つのテーマが生まれました。

「どうすれば営業職でも、仕事と家庭を両立できるのか?」

この記事では、営業歴20年の私が試してきた“リアルな工夫”をお話しします。忙しい営業でもできる、ちょっとしたヒントばかりです。

「家族との時間を大切にしながら、営業成績もあげたい」
そんなあなたに、エールを込めて届けます!

第1章:営業職における“時間の使い方改革”

営業の仕事は、何かと“時間が読めない”。急な顧客対応、移動、資料づくり…。気づいたら夜になっていた、なんてことも珍しくありません。

でも、ここで一つ問いかけます。

「その忙しさ、全部“本当に必要な時間”ですか?」

時間を「見える化」するだけで、毎日が変わる

私はあるとき、1週間のスケジュールを全部ノートに書き出してみました。すると、思った以上に“なんとなく使ってた時間”が多かったんです。

  • 無意味に長引いてる社内会議
  • ダラダラ残ってるだけの残業
  • 顧客への移動中、スマホでSNS

それに気づいてから、「重要度×緊急度」で時間を見直すようにしました。よくあるマトリクスですね。

重要度×緊急度での時間整理(私なりの実践例)

  • 【緊急・重要】
     → 今すぐやる(例:顧客からの問い合わせ対応、クレーム処理)
  • 【緊急・重要でない】
     → 時間を決めて処理(例:社内の事務手続き、報告書)
  • 【緊急でない・重要】
     → 予定に組み込む(例:提案資料の準備、戦略立案)
  • 【緊急でない・重要でない】
     → やめる、または他の人に任せる(例:惰性の残業、意味のない会議)

これだけで、毎日の時間の“質”が変わりました。

移動時間は「自分時間」に変えよう

営業といえば移動。1日中、電車に乗ったり車を運転したりしている方も多いと思います。

ここ、けっこう“金のなる木”です。

たとえば私は…

  • 電車移動中はKindleでビジネス書を1章だけ読む
  • 運転中はVoicyやPodcastで情報収集
  • 駅までの歩き時間に、顧客との会話をスマホで録音して復習

こういうのって、1日15分でも1ヶ月で7時間以上の自己投資になるんです。

朝活、ナメてたけど…意外と最強

私は昔、夜型でした。でも、子どもが生まれてから朝型に切り替え。これが想像以上によかった。

朝5時に起きて、7時までの2時間を“自分だけの時間”に。メール処理、日報作成、翌日の提案準備…。全部終わってるから、日中は顧客対応に集中できる。

そして夕方には帰宅して、家族と晩ごはん。
まさに「両立」です。

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第2章:デジタルツールで“仕事のスリム化”

営業職って、意外と“事務作業”が多いんですよね。日報、顧客管理、契約書、会議…。気づけばパソコンに向かってる時間のほうが長いなんてことも。

でも今は、便利なツールが山ほどあります。
これを使わないのは、もったいない!

CRM・SFAで“記憶”をデータに任せる

私は、訪問先ごとに手帳にメモしてた時代の人間です。が、今はCRM(顧客管理ツール)SFA(営業支援ツール)をフル活用。

  • 会話内容を簡単に記録
  • 次回訪問日を自動でリマインド
  • 顧客ごとの進捗がひと目でわかる

これ、ほんとに助かります。頭の中に全部入れてた時代より、ストレス激減。

電子契約&AI議事録で「書類仕事」を削減

昔は、見積書をプリントしてFAX、契約書に印鑑もらって持ち帰り…。今じゃ信じられません。

今は電子契約が主流。クラウドサインDocuSignで、数分で締結完了。しかも法的にも安心。

さらに、商談時のAI議事録ツール(例:NottaやAI GIJIROKU)を使えば、録音と同時に議事録が完成。書く手間、ゼロ!

無駄な「会議」と「メール」は、バッサリ

社内の定例会議。「この1時間、本当に必要か?」と考えてみてください。私は一度、“毎週2本あった定例会議”を思い切って辞退しました。

その代わりに「情報はチャットに5行でください」と提案。意外とみんな納得してくれました。

メールも同じ。テンプレを整えて、定型メールは自動返信+定型文ボタンで一発送信
5分かかってた処理が、30秒で終わるようになります。


仕事の“本質”は「人と向き合うこと」。ツールに任せられることは、どんどん任せて、時間を空けましょう。

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第3章:会社制度や家庭との協業活用

仕事と家庭、どっちも大事。でも、全部ひとりで抱え込むのは無理があります。だからこそ、「制度」と「家族の協力」を上手に使うことがカギです。

会社の制度、使ってますか?

正直、私も昔は「時短勤務?育児休暇?自分には関係ない」と思ってました。でも、家族が体調を崩したり、子どもが小学校に上がったりすると、そうも言ってられません。

  • フレックスタイム制度:朝早く来て、夕方には退勤。家族と夕飯を囲める時間が増えます。
  • 在宅勤務制度:通勤時間をなくすだけで、1日がすごく楽になる。
  • 育児・介護休暇:営業だって、人生の節目には休んでいいんです。

最近は、営業職でも柔軟な働き方を認めている企業が増えてきました。もし使える制度があるなら、「遠慮しないで使ってみる」。これ、めちゃくちゃ大事です。

平日休みを“家族時間”に変えるアイデア

営業職の多くは、土日が必ずしも休みじゃない。でも、逆に“平日休み”ってチャンスの宝庫です。

  • 空いてる平日に、子どもと動物園へ
  • 奥さんとゆっくりランチデート
  • 銀行・役所の用事もスイスイ済む

家族にとっては「他のパパがいない日」に自分が一緒にいられるわけですから、けっこうポイント高いです(笑)

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家族との“連携プレー”で、心も整う

我が家では、以下のルールを決めています。

  • 平日夜は「スマホ通知オフタイム」(1時間だけでも集中して家族時間)
  • 予定共有アプリで、家族の予定も“見える化”
  • 月1回は“家族ミーティング”(ちょっとした外食しながら、今月どうだった?と話し合う)

仕事でバタバタしてると、家庭の“ちょっとしたズレ”が大きなストレスになります。でも、こうして小さな協力体制を作っておくと、思った以上にうまく回るんです。


営業職だからこそ、会社の制度と家庭との連携が武器になります。

第4章:メンタル&習慣面で“続けられるバランスづくり”

仕事と家庭を両立させるには、やり方も大事ですが、実はもっと大事なのが心の持ちよう。そして、それを支える“習慣”です。

どんなにいい制度やツールがあっても、メンタルがすり減っていたら続きません。ここでは、私が意識している“続けるコツ”をご紹介します。

ノー残業デー、つくってますか?

営業って、終わりがない仕事。だからこそ「ここで終わる」と決めないと、いつまでも働いてしまいます。

私は毎週水曜を「ノー残業デー」にしました。定時ピッタリにパソコンを閉じて、ジムに行ったり、子どもとゲームしたり、外食したり。。。最初はソワソワしましたが、これがけっこう良いリセットになるんです。

「断る勇気」も大切。
取引先からの夜の急なアポに、「翌朝一番でもよろしいですか?」と丁寧に返す。大抵、それで問題ありません。

“全部やらない”が、実は最強

昔の私は、なんでも「自分でやらないと気が済まない」タイプでした。でも、あるとき思ったんです。

「全部やるより、“本当に必要なこと”に集中した方が、ずっとラクだ」と。

今はこう考えています。

  • 雑務や報告書は最小限に(テンプレ+時短術)
  • 提案書は“9割完成”を目指して終わらせる
  • 会議は本当に必要なときだけ出る

そうすると、疲れがたまりにくいし、家庭にも余裕が生まれます。

心の波を“なだめる習慣”を持とう

営業は、数字に追われ、感情もアップダウンが激しい仕事。でも、毎日完璧でいる必要はありません。

  • 通勤時間にコーヒーと音楽だけでリラックス
  • 朝10分の散歩で頭をリセット
  • 週1で“ひとり時間”を確保して、自分を整える

特別なことじゃなくていいんです。自分の中に「安心できるルーティン」を持っておく。それがバランスを保つ“土台”になります。

まとめ:営業だからこそ、両立はできる!

営業という仕事は、忙しい。予測もつかない。でも、だからこそ「自分のやり方」で働ける余地も大きいんです。

これまでお話してきたことを、もう一度ざっくり振り返ります。

  • 時間の使い方を見直せば、“余白”が生まれる
  • ツールや仕組みを使えば、事務作業は減らせる
  • 会社制度も、家庭の協力も、立派な味方
  • メンタルと習慣を整えれば、長く続けられる

どれも、「ちょっと意識すればできること」ばかりです。
そして何より、これは私自身が失敗を重ねて、ようやく気づいたことでもあります。


最後にひとつ、あなたに伝えたいこと。

「家庭もキャリアも、どっちも大切にしていいんです」

あなたが毎日がんばってる姿、ちゃんと見てる人がいます。家族も、同僚も、後輩も。そして私も、同じ営業の仲間として応援しています。

まずは、明日。
ほんの少しでも「自分にとって、無理のない働き方」を意識してみてください。
きっと、それが長く続く幸せの第一歩になるはずです。

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